_ 子ども、保育園最後の日。朝一番の先生が泣きながら、「こんなにかわいい子がもう来週から来ないなんて…」と涙ぐんでくれたのを見て、わたしも目が潤んできた。3ヶ月から待機児童として一時保育でお世話になり、この保育園でたくさんのことを学んで大きくなってくれた。わたしだけではとても今の成長ぶりはなかった。子どもも保育園が大好きでお友達が大好き。今のままの元気で素直な子どものよさをずっとキープしていくのは、今度はわたしの責任だ。
子どもの代わりにと、オリーブの小さな鉢を持って行った。子どもは貼り絵で作った先生や友だちへの手紙を持っていき、人生で初めて、好きな人や場所に別れを告げるという経験をする。夕方、迎えに行くとき、きっとわたしも辛いだろうなあ。今日は子どもに精一杯、甘えさせてやろう。