_ Hunky DoryとZiggyをずっと聞いている。今はこの二枚とBeginnersしかiPodに入っていないからなのだけど、ときどき♪You can't say no to the Beauty and the Beast、と歌ったり。ずっと連絡を取っていなかった高校時代の友だちにメールを書いたりして、ずっとデビッド・ボウイのことを考えていた。最期まで、なんてクールだったのだろう。音楽は、もうずっと何を聞けばいいのかわからなくなっていた。これからさらにさまようことになりそうだ。
週の初めからそんなこんなでぼーっと過ごしていたら、アラン・リックマンも亡くなった。わたしにとってのアラン・リックマンは、ブランドン大佐(Sense and Sensibility)で、Love Actually で、若い部下にたじたじになる中年ざかりのおじさんである。スネイプは確かに当たり役だったのだろうけれど、寂しさが一層募る。どんどん人が死んでいく。そういう年齢にわたしも入りつつあるということなのだろうか。今週は、なんとも言えない一週間だった。