_ まあいろいろやなことも多いということで、気分転換にエーゴの勉強でもしてみるかと、職場の大学のとなりのとなりにある私立大学の語学コースに申し込みをしたのが3週間前のこと。語学教育、とくに某国人向けのエーゴクラスと外国人向けの某国語クラスが有名な大学である。週二回、一回二時間で3か月間で5千円という料金もまた、とても魅力的なわけである。それで、だいぶん年上の某国際援助機構の専門家のセンセイやら時々つるんでいる年長の知人たちとで筆記試験を受けたのが火曜日のこと。一日置いて、昨日、面接を兼ねた会話試験があった。初級・中級・上級とあって、それぞれが3段階に分かれている。一番クラス数が多いのが初級だそうで、筆記試験の成績順に、おおざっぱな一次クラス編成があって、それにしたがって、面接試験をやるというもの。わたしは上から2番目のグループだった。。。といっても、筆記の問題は、はあ~?ナンジャコリャ?という、摩訶不思議な問題ばかりで、某国人が一所懸命に作ったへんてこりんな問題ばかり…と思っていたのである。リスニングにいたっては、音声を担当している男女の英語が、絵に描いたような西海岸のアメリカ語で、わたしはほとんどなにもわからなかったのである。こんなプレイスメントテストの結果で上から二番目のグループに入れられたといっても、それはきっとカンがさえていて、マークシートのチェックがうまくいったということなのである。たぶん。ところが昨日、試験が終わってみんなでお茶をしていたとき、専門家のセンセイがおっしゃるには、あの英文の問題は、間違いなく英語母語話者が作成したものなのだとか。というのも、もう数十年前に先生がアメリカにて受けた英語の試験問題とまったくおなじだったのだとおっしゃる。そのことは確かに驚きなのではあったが、よくそんな昔のことを覚えているもんだな~と、さすがプロフェッショナルは違うと、感心したのであった。
_ 今日もいろいろな偶然が重なって、プロフェッショナルのセンセイと、凸凹大学の院生時代のゼミ先輩とお茶。最近よく立ち寄る学内のカフェで小一時間ほど雑談。よく笑った。笑うと頭の空気が入れ替わって、とてもすっきりとする。2時過ぎに解散して、大使館にいる卒業生に連絡していろいろと手続きの手配をお願いしたりなんかして、夕方帰宅。いつもは帰ったらぐたっとしてしばらく動けないくらいに疲弊しているのに、今日はたくさん笑ったからなのか、そのままスムーズに家事に移行できた。大きな声でがはがは笑うのって、何よりも健康によいのかもしれないな。夕食後、学生の課題の採点も終わらせることができたよ。ビタミン剤やら栄養剤より全然いいなあ。なんて、ほんとこの数か月、つらいこと続きだったので、久しぶりにすかっと晴れた気分なのである。