_ 先週の日曜日は子どもの友だちの誕生日パーティーだった。
ファストフード店でおこなう家庭も多いけれど、自宅でする人もたくさんいる。飾り付けもすごく凝っている。ドレスコードもあって、付き添いの親もそのとおりの格好で行かなければならない。先日のコードは上が白っぽい服、下がデニム系というカジュアルドレスコードであった。まず最初のケーキカットの儀式。30人くらい来ている友だちのお母さんたちの中から代表者が挨拶して、その人が宗教的な祝辞を述べて、みなそれぞれの宗教のお祝いの文句を唱える。それからケーキカット。このケーキがすごいのである。もしかすると日本でもこういう技法がすでにあるのかもしれないけれど、誕生日の本人の写真がケーキの表面にデジタルプリント?してあるのだ。もちろん食べられるます!30センチ角の大型ケーキを人数分に薄く薄く切って、全員分はあるまいと思っていたら、大人用の渋いチーズケーキも用意してあった。まったく同じ寸法。このケーキがどちらもすこぶる美味しいものだった。敢えていうならば、ヨーロッパでわたしが食べたどんなケーキよりも、もちろん日本やその他の場所で食べたいかなるケーキよりもおいしいものだった。びっくりした。ケーキって、おいしいんだなあ~とひたすら感激して、われわれ親子はひとりあたり二回もケーキを食べてしまったほどであった。聞けばこのケーキ屋は伝説の店で、半年前に予約しても遅すぎるほどなんだとか。しかし値段は、モールなんかで大きな顔をしているケーキ屋なんかよりもはるかに良心的な値段であるという。支店を構えない方針で、店の規模もガレージ程度の店舗で奥が工房だとか。
でケーキの他にももちろん美味しい食べ物がたんとあった。珍しい料理もたくさんあって、ほとんどがローカル料理なのだが、ナポリタンスパゲティとスコッチエッグがあった。をを!と食べてみたら、これがまたおいしい。。某国だって、ほんといろいろあるんだな~としきりに感激した一日だった。とにかくなにもかもお料理がおいしくて、未だに余韻に浸っているわたし。。