_ 引っ越しの準備がまったく進まず、気持がまったく沈んだまま、必死になって元気を出そうとしている。だからなのかずっと頭が痛い。元気を出してひとつずつ片付けいかなければ。2年前に退官された恩師の奥様からどんな準備をしていけばいいか電話で教えてもらった。奥様は凸凹大の同窓でもあるし、やはり日本語を教えていらした。それで久し振りに人と話して笑って、ちょっと頭に空気が通った。ちょこちょこと必要な本を集めているんだけど、わたしにできることってなんでしょうという質問に対し、やっぱり誰しも専門性というのがあるから、あまり日本の公式な日本語教育の要領に従うのではなく、アカデミックライティングとかきちんとした文章が書いたりするような指導を目指したらと言われる。そんなことができるんだったら、今ここでこんなことしてないよな…と思ったりしたけれど、そういう余計なこと考えるから頭が痛くなるのだと思い直して、持って行く本を選びなおしたりした。でも本当に、しんどい。頭の芯がずっとぱんぱんにふくれあがっているような気がしている。