_ 11月は全然日記を書かなかったんだなあ。。慌ただしく過ぎちゃったからか。
そんな間にも、人に貸してもらった本を一挙に読んだりしたりしていた。それができたのは、子どもがまた原因不明の病気にかかったため、一週間、仕事を休むことになったからだった。子どもの病気の原因は、まったくもってして不明。しかし同じ時期に同級生たちも似たような症状で学校を休んだりしていたらしいので、なにかの感染症だったのだと思う。血液検査をしてもなにもでなかったとか、毎日熱が40度近くになるのに、症状はそれ以外にまったくなくて、咳も消化器系の問題も何もなかったのだった。子どもの看病をしながら、怒涛の勢いで本を読んだ。『サラバ!』(西加奈子)と『鹿の王』(上橋菜穂子)が面白かった。『リバース』(湊かなえ)の読後感の悪さはなんとも言えないものがあったけれど、読んでいる間は他のことを考えるまもなくただひたすらページを繰った。本を読んでいるときだけが、自分が生きていると実感できる時間だったなどというのは大げさに過ぎるだろうか。『サラバ!』は、いつかまたゆっくりと読み返したいと思った。