_ もう7月なんだなあ。。怒濤の勢いで、図書館で借りてきた推理小説やらミステリーやらを読みあさっている。もう何がなんだかわからなくなってきている。あれだけ読むのを避けていたリンカーン・ライムのシリーズも全部読んでしまった。それどころがディーバーのものは、ほとんど全部読んでしまった。P.D.ジェイムズのものも。先日はわずかな時間しかなかったというのに、わざわざ図書館へ出かけて「シューマンの指」(奥泉光)を秒速で読んだ。これはシューマンを聴きながら読むべきだったのに。。でも、なんとなく、謎解きは途中からできていたような気がする。推理小説を読むと余計なことを考えなくてよいからほっとする。逆説的だけど、話がややこしければややこしいほど、二段組みのちっこい活字で、ボリュームがあればあるほどうれしい。静かに、静かに寝転がって本を読む至福を味わっているというよりは、明らかに真剣勝負の現実逃避をしているだけなのだが。
_ 酷暑。というわけで、夜中に子どもがたまりかねて目を覚まし、明け方まで氷枕で冷やしたり団扇で扇いだり、濡れタオルで顔や体を拭いたり。扇風機は生ぬるい風を送ってくるだけで、別に体が冷える訳でもない。そういう夜が三日続いた。だから体も疲れ果てているのだけど、気持もすっかり萎えている。先月末で、図書館を辞めた。宿命なのか、仕事は好きだったのだけど、職場の人とまったくうまく行かなかった。派遣の鑑のような人がいた。この人と徹底的に合わせられなかった。合わせられる人がいるのだろうか…というような人だった。それでもう辞めてしまったほうが一層、楽だと思った。一足飛びにそう決めたわけではない。その間にあったやりとりにも幻滅した。それでまた苦労して、你好仕事通いをしている。朝、さも仕事を行くように子どもを保育園に送り、一旦、こっそり帰宅して家事を済ませ、你好仕事まで歩いて行く。めぼしい仕事が見つかれば、すぐ紹介状をもらい、一旦帰宅して添え状を準備して、履歴書と一緒に投函する。あるいは午前10時頃から午後2時近くまで、スターバックスでパソコンを見ながらパートを探す。めぼしいところがあれば、すぐに応募。毎日、4時頃、軽くお昼を食べる。それくらいに食べると、もうおなかも減っていない。アベノミクスというのは、どこの国のお話しなのでしょうか。わたしの目の前にはただただ澱んでいる深く暗い流れしか見えない。