_ お雛祭りだ。
お雛さんはたいてい、その所有者となる女の子の顔立ちに似たものが選ばれることが多いと思う。私のお雛さんは祖母が買ってくれたもの。しかしうちのお雛さんに限っていえば、所用者よりもはるかにきれいだ。「このようになって欲しい…」という祖母の願望が込められていたということに受け止めている。
おばあちゃんの家の匂いが懐かしいなあと思う。
_ やっぱり理系の人って、てきぱきしてるんだな〜、研究室もきれいだし…、と見習いたいんだけど無理。きれいに片づいた机ではどうも落ち着かない。いや、これは理系とか文系の違いとは関係ないのだろうけど。私ががさつなだけである。
_ 国内便は、プロモーション価格で、いつもの半額だった。サービスも半分なのか、お弁当は、キットカットの小さいのがひとつと、カップのミネラル水、カレーパンみたいなもの(日本的カレーパンにはあらず)だった。ミネラル水が、雨水みたいな味だった。まずい、ような気がした。
_ お雛さんの日だな。昔、巴旦杏の林を通り過ぎたとき、桃の花だと思ったことがあった。どちらもバラ科サクラ属の木。季節もちょうど、今時分で、柔らかい気分がしたことを思い出す。
ばたばたとあわただしかったのも、今日でおしまい。あとはのんびり自分のしごとに専念したい。地方巡業に出かける予定。
_ 返事を書かないといけないメールが溜まりすぎて、どうしてよいのかわからなくなる。すみません。
_ 某同僚の人がほんとにすてきだなあと思うこのごろ。親切な人って、いるんだなと思う。いい人だなあ。頭のよい人は、気配りも上手だとか、そんな格言を言ってみたくなる。いい人だなあ、そして、いい人はたいがいみな、すでに結婚している。いい人だからなのだろうか。結婚したら、わたしもいい人と、人からいわれるようになるのだろうか。このようなことを考えている場合ではないのだけど、この人みたいになりたいと思える人が身近にいるのは、よいことだなあと思った。
_ おひなさん、
_ 週末になると、眠くて眠くて仕方がなくなる。旅行の準備とか。いろいろ。なぜかわからないけど、すごくいろいろなことをしないといけないことになっていて、ややこしい。
三月書房で山田稔先生の本を予約。
とてもよいヨガの頁を見つけた。ヨガが、楽しい。ヨガマットが必要とか、ヨガ服が必要とか、そういうところに関心が向かないのは、某国ではそんなものなかったからだろう。動きやすい服装で、普通にカーペットの上でしている。ヨガバレエ教室というのがあるらしい。ここに行きたいとかいいだすのではないかと、われながら心配。バレエの先生の話によれば、ポーズの取り方なども、やはり似ているのだとか。ただ、バレエはやはり骨格に無理をさせるという点で、リラックスとかヒーリングとかではなく、身体的に過酷なポーズを取りながら踊りきるところにカタルシスがあるのだとか。ヨガの対極だ。
ヨガのいいところは、発表会とか競技会とかそういうのがないところではないだろうか。あくまでも、目標は自分の中にしか存在しない。そもそも目標といっても、このポーズができるようになりたいとかそういうことではなく、リラックスとか健康とかそんなものである。だれかと競う必要はまったくない。ひとりで淡々とポーズを取って、リラックスすればよい話。これははまるよなあと思う。そして中には一家言もつようになり、精神世界を語るようになる人もいるだろうなあとも思う。わたしはそういうのは邪魔くさいので、ヨガの先生にはなったりしない。‥とかいいつつ、十分、ヨガについて語っておりますな。いかん。