_ わーい♪やっとこさ、ほんとにいただきました。じ〜っと自分の名前が呼ばれるまで座っている間、今までの調査のこととかあれこれ走馬燈のように思い出していました。自分の名前が呼ばれて壇上に上がったときは、急にキンチョウして総長に目礼したかどうかも覚えてなくて、次の瞬間には、学位記をくるくるまるめるのに、たいへん手間取っていました。
母と伯母とお茶して、写真館で記念写真をお願いして、研究室に戻って紅白饅頭を図書室や編集室、その他もろもろのお世話になった方々へお配りして、着物やさんへ戻りました。夜ご飯は先斗町でいろんなおいしいものをたくさん食べました。なんだかぼぅ〜っとしていますが、体が軽くなったような気がします。
今日はもう普段の日。もうひとつの最終講義の準備に走り回り、間にUNIXさんのところへ行ってファイル変換をお願いして、まだしばらくわらわら。でも、これからは次の新しいことにとりかからないと。
ってなわけで、蝸牛はようやく脱皮して(なめくじになるのか?)、寝袋生活からも脱皮して、また新しい生活を始めようとしています。ようやく盆と正月が来たような気がします。なにしろ、提出してからの修正が長かったので。これでようやく春。
ああー。春なんだな。
_ B型によるB型のためのB型研究とかいうサイトをみて、笑ってしまう。わたしも血液型を聞かれたら、「何型と思います?」と無邪気に問い返し、相手の答えを聞いてから「ははっ、そうみえます?」などというタイプ。血液型を隠す男どもは大概、B型であり、曰くありげに隠しておいて相手の答えを聞いてから、実はB型ですなどというのがB型の女人。わたしは自分の血液型を最後まで言わない。隠したいからではなく、そのようなものを明らかにしたところで一体なにがわかるのかっ、と思うからであろう。このようなところがすでにB型かもしれないけども。。
_ なんかだめな一日。
_ 昔、ふじやから出ていたいろいろなキャラメルが詰めあわされたキャンデーの袋の中に、クリーム色、ピンク、茶色の組み合わせのものがあった。そんな配色のお洋服を着て、式典の司会進行。相変わらず、大勢の前に出ると、語順は怪しくなるは、寒いギャグは飛ばすはで、凍りつきそうになりつつ、でも温かい人々に囲まれて、なんとか終了。とても楽しかった。打ち上げのレストランのお料理、絶品だった。みな、死ぬほど食べる。式典そのものがとても楽しかったのだけど、日本からきてくれた同僚たちが、「あんたが一番楽しそうで幸せそうに見えたのがよかったでー」といってくれた。いままでここでやってきた式典あるいは行事の中では、一番、和やかで楽しい、あらゆる世代が参加できたよい時間となったような気がする。
村からの帰り、バイクを思いっきり飛ばして、打ち上げの会場に走った。もう明日、帰国。
_ 日記の見た目が美しくなりました(笑)。モチベーションも上がることを期待しています。
ところで年末に買ったばかりのスーパーカブの調子がおかしい。こちらでは2か月に一回、無料のオイル交換と定期点検が奨励されており、実際、そのサービスブックももらっている。忙しかったのと、いろいろ出張があったりしたので、実際はあまり乗車していなかったということもあって、初回点検は3月上旬におこなった。といっても、時間が全然取れなかったので、卒業生に頼んで行ってきてもらったのだった。これが悪かったのか、ものすごくエンジンの調子が悪い。シフトを上げていくときに、ときどきエンジンが停止したりする。音も悪い。車体も重い。エンジンが止まるというのは恐ろしいことで、それなりのスピードが出ている場合は、事故につながる。いつも30キロくらいで走るようにしていることもあって、今日、エンジンが止まったときはすぐに体勢を立て直すことができた。大きな事故が起きる前に、今週中に再点検に出す予定。しかしこれもまた学生に頼まなければ自分では行けそうにない。
_ たくさんのお客さんからいろいろと本をたくさんいただいた。中でも一番おもしろかったのは、『下町ロケット』。『沈まぬ太陽』もよかった。『廃墟に乞う』は、『あなたに不利な証拠として』を、どことなく彷彿とさせる本で、とても気に入った。でもまだ『母の遺産』を読まずに取ってあるので、早晩、この本がトップに躍り出ることであろう。その他、いろいろと本をいただいた中で、研究関係の一冊が個人的には涙が出るほどにありがたく、また素晴らしい本だった。正確にはまだ半分しか読んでいないのだけど、ずっとずっと、研究だけは続けていきたいと改めて思った。こつこつと、誰に見せるでもなく、どこで発表するでもないけれど、いつか小さな海から外に出ることがあればそのとききっと持って行けるように、しっかり手放さずにいられたらよいのだけど。
_ 2週続けて、学科会議が中止になっている。やれ打ち上げだ(一体、なんのためのものなのかはついぞわからなかった)、やれ果物狩りだと、奇妙な理由がその都度、説明されている。明日の果物狩りが実行されることになったのは、先週末、英文学科がその果物狩りに行って楽しかったらしいという話が刺激になった模様である。なぜみんなそんなに暇なのかは、とんとわからない。
_ ニゲラじょー [それとは違うかもしれませんが不二家ノースカロライナていうのがありましたね。うず巻きのキャンデー。お元気そうでなにより..]
_ ね [こんにちは!そうそう、ノースカロライナでした。あのキャラメルの袋詰め、まだ売られているのでしょうか。懐かしい味のお菓..]