_ そういえば、遠い昔、日活ロマンポルノを何本か観に行ったことがあった。もちろん、リバイバルである。『赫い髪の女』など、脚本:中上健次(原作も)、音楽:憂歌団、そして監督が神代辰巳である。この映画、結構、面白かったような気がする。あと通天閣とニワトリが出てくる映画。一条さゆりも2本みた。
一緒に観に行ったのは、全部、女子の友人。おもしろいと思ったのは、ぼかしが全然なかったことと、女優さんたちが(実際にはどうだったかは別として)少なくとも私の目には、とても元気よく(意地悪役の人でさえ)、楽しそうに見えたことであった。ぼかしが全然ないというのはこれは実はすごいことで、全部、「芸術的角度」から撮影するのである。だからとても不自然な自然なのである。。観客もほとんどふらっとやってきた女性の1人客か、私たちのようにたまには趣向を凝らして…という人びとばかりだった。映画館も普段はコンサートをやっていたり、自主制作系映画をやっているところだったので、怖いような場所ではなかった。『ピノキオ√367(だったか?)』とか、『鉄男』なんぞもそこで観た。『三月のライオン(四月だったかも)』も観た。。。
ということを、だらだらと思い出しました。映画の内容はどれも部分しか覚えていない。
_ 今日も誰かの誕生日だったような気がする。。
_ 涼しいような、蒸し暑いようなお天気で、空調を切ったり入れたり。また院生さんと立ち話。なんかあんまり深刻な話でない振りをしているけど、それは深刻だなあと思われる話で、「とんとん拍子で来た人にはわかりませんよね」と言われる。そうですね、と答える。
人にはいろいろな苦労があるし、そんなふうに言ってしまいたくなる気持ちもとてもよくわかる。自分だって、未だにそんなふうに人に言ってしまいたい気持ちになったりもするし。受け皿になったり、そこになだれ込むものになったり、いろんな作用反作用があるなあということをしみじみと思ったりした。
_ タンスにたたんでしまっていた八枚はぎの秋物スカート、アイロンをかけてからはくべきであった。畳み皺が今頃、気になっている。
_ さて、がんばろう。
_ ラギ [回り道ってなんなんでしょうねえ。とんとん拍子ってなんなんでしょうねえ・・・。]
_ ね [人の気持ちって、その時々で変わりますしね。 回り道がどうってことないときもあれば、近道でしんどい思いをすることもある..]