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lost luggages ねぶくろ 書簡
--sleeping bag・g-ism/ist--

28-09-2003 / Sunday

_ 散らかしたままに二次会突入で、研究室はぐちゃぐちゃだったので、来年からの非常勤@JR通勤なんてはじめて!の書類書きのついで、片付けに行く。それで片付けて、掃除機もかけて、ホコリも払って机の引き出しも整理(したのかひっくり返しただけなのか)整頓したのに、書類を書くのを忘れて、昼日中に日傘を差して、汗をかきかき帰ってきてしまいました。何をしにいったのやら。

_ ついでに就職の決まった友達へのお祝いを買って、また自分のために余計な買い物もしてしまいました。なんとなく駅上のデパートでザクロジュースを飲んで、上の階を見て、ふと、あー、もう今月はお金遣い過ぎ!ということを我が身に思い出させることができました。よかった。そのままスムーズに帰宅。4ヶ月ほど預けていたクリーニングを取りに行くついでに、家では洗うことができない/面倒なものを出して、帰ってきました。書類を書くのを忘れたということを除けば、ボランティアで院生・研究員共用コピー室に掃除機をかけたり、とても生産的な一日であった。でもやはり本来の目的は、これらの付加価値的行為をしても相殺されないくらいに最優先で達成すべきことであったように思われる。

ちょっとどんくさかった。


28-09-2004 / Tuesday

_ 壁越しに話しかけられて、思わず、音楽談義。某人は、最近、レッド・ツェッペリンに目覚めたとのことで、何か聴いたことがあるかと尋ねられる。私はライブ盤の"Rain Song"が好き、という話をする。そこだけ、繰り返し聴くのが好き。この人は、前に私の誕生日にPet Sounds(ザ・ビーチ・ボーイズ)をくれた人だ。だらだらと2時間ほど、話し込んでしまった。帰ろうと外にでると、小雨。レイン・ソングな日でした。

_ 研究って、楽しくないと意味がないと思う。本人が楽しいのであれば、それでよいのではなかろうか。学術的貢献なんて、最初から考えているようでは嘘だ(言い過ぎ?≡嘘に近い)。あと、意味があるとかないとか、そういうのでもないと思う。教育というのは、本人が気付いてなさそうだけど、実はきらりと光る原石を発見する方の能力が問われるのかもしれない。(しまった、この石を磨けば自分より光る…)と思うようになったら、おしまいだ。私はもうこれで止めるけど、大学院に行きたいと考えている人には、行ってみたら?と言いたい。だめだったら、引き返したり、止めればいい。その代わり、自分で取れる責任の範囲は自分で負うこと、とすればいいじゃん。貢献、貢献というけれど、それはようするに外部評価のことなのだろうな。私みたいなのは、一番困るタイプなのだと思う。こんな研究はあかんとかいいとか、本を何冊読みましたか、何を読みましたか、とかで推し量られるような研究はしたくないなあ。「全然、わからへんけど、なんかすごいなあ」と思われるアウトローでいいような気がする。で、人に尋ねられたら、懇切丁寧に翌朝までしゃべくりまくる。そういうのでいいやん。「おまえの研究はわからへん!」と言うのは自由なので、言えばいいと思う。問題はその後じゃなかろうか。「だから、もっと聞かせて」となるか、「ではさようなら」か。

ということを、会議に出て思った次第。きっと、私は甘ちゃんなのだろう。ばってん、それでよかですたい。

_ Shipbuilding / Robert Wyatt

昨日からエンドレスで、脳内循環。好きだなあと思う曲ばかり集めたテープなんか、昔はよく作っていて、夜のドライブに行くときに持って行ったものだ。「夜のドライブ」というボ・ガンボスの歌も好きだった。最近、車に乗らなくなったから、ドライブ音楽から遠ざかっているのかな。思い立つと、山の方へ車を走らせたものだった。ときどき、キツネとかねこなんかの青白く光って、びっくりすることもあった。昼間のドライブも楽しいかもしれないけど、夜は、いかにも一人しかいないような気がしんしんとして、それはそれでいい感じだった。

新しい車になぜ乗らないのか?それはマニュアル車だからです。坂道発進ができないのに山に行くのが好きな人は、もうどうしようもない。

_ セミナーでお世話した学生さんが、「先生、先生」と慕ってくれて(先生じゃないんだけどと思いつつ)、いろいろ連絡を取ってくれる。去年の学生さんも、ちょっとついでがあったからと、菓子折を持ってきてくれた。見えないところでこつこつしている風情を装っているなあと、小心者的にはちょっと落ち着きが悪いが、うれしい。

_ 今日の会議に出たくない。


28-09-2006 / Thursday

_ 泣く。。小包郵便局で喧嘩。すみません、今日だけ言わせてください。おまえら、ほんまに、あほかー!!!

船便で送る荷物が三箱。某国の小包郵便の扱いはふるっていて、まず一旦、小包局に箱を開封したまま持っていって、とりあえず送ると言うことを許可していただく。その後、開封のままの箱を普通局へ持っていって、そこの税関でチェックしてもらうのだ!もちろん、きれいに新聞紙で包んでいても全部はがされるから、持っていくときにはそんなことはしないで、箱にばさばさに入れたままで持っていく。そこでOKサインをもらってはじめて、小包局でのプロセス。といっても、あらかじめ記入しておいた送り状を封をした箱に貼るだけだ。。そこでみんながすることはですね、あらかじめ送り状を入手してそれにいろいろ書いて、準備しておくということです。それを、きょうは、前代未聞な普通局のおっさんが、「箱を持ってこないうちには送り状はやれない」という。受付のお姉さんは、この人は新しい人だとこっそり言ってくれたが、そんなこといわれるまでもなく、送り状を先にくれないなんて、おかしすぎるのである。おかしすぎるのである。おかしすぎるのである。ばかものめがーっと、思わず、叫んでしまいました。いろいろな理不尽なことを経験していますが、今日はそのうえ、この役人は「船便で送ると届かないから、EMSで送れ」という。EMSという名前の船便のくせに、なにを言うんだまったく!と、朝から盛大に腹を立ててしまいました。できるだけこちらの文脈に従っているし、理不尽なことをだって、できるだけ穏やかに受け止めてきたけれど、今日だけは、ものすごく腹が立った。あまりにも腹が立ったので、もうDHLで送ることにする。そうでなくても、やまほど雑用を押し付けられていて、死にそうになっているのに、なんでこんな馬鹿なことで時間をとられにゃいかんのか。悔しさのあまりに、泣く。


28-09-2011 / Wednesday

_ なんだかばっつい(分厚い)本を読み浸りたいような気がして、図書館で、ただ本の幅だけを気にしながら書架の間を歩いて、犬も当たれば棒に当たる式に選んでみた本が、やっぱり外れてしまいました(笑)。なにごとも、真剣に選ばなければいかんですな。

出汁昆布の古いのが一袋あったので、贅沢に出汁を取って、冬瓜、絹厚揚げ、秋なすの煮物。二日目には高野豆腐を入れた。エビくらい入れれば、高級感が増したかもしれないのだけど、おいしそうなエビがなかったので精進料理となった。大量の昆布が出たので、細かい千切りにして、これもちょっと古くなったちりめんじゃこを炒ったものとピーマンの千切りを合わせてごはんのおとものようなものを作った。精進料理のほうは、子どもがほとんど一人で食べてしまった。子どもはなすが大好きで、出来たての熱さもものともせず、はふはふとして、喜んで食べる。ご飯もよく食べる。小さい子どもが一所懸命にごはんをたべている姿は、小動物がえさを食べている姿にも似て、かわいらしい。去年、子どもの保育園の見学に行ったとき、8人くらいの小さい人たちが、一列に並べられた椅子に座って、昼食を取っている場面があった。先生方はほんとうにたいへんだろうと思ったけれど、その様子は本当に愛らしいものだった。語彙が貧弱でうまく例えられませんが、ぎごちない手付きで一所懸命お匙を握って、ご飯を食べている表情は真剣というかむしろ無表情だったのだけど、それゆえに食べています、大きくなろうと思っています感が溢れていて、思わず目頭が熱くなったりしたのだった。子どもは、突然、ミカンを食べることに目覚めたらしく、昨日まで振り向きもしなかったのに、突然、自分で皮をむき出して、一房ずつぎゅーっと絞りながら、果汁とその絞りかすを分けるようになった。絞りかすは、わたしにくれるときもあるが、基本的に自分で食べたいようで、大人の目から見れば、まあなんてぐちゃぐちゃにして!という感じにしか思われないのだが、彼女の食べ方はすでに確立されているようである。邪魔すると泣いてたいへんなので、ちょっととおくから見守りつつ、お皿の外に捨て置かれた絞りかすをせっせと食べている。

_ 思いっきり油断してしまったからなのか、風邪を引いてしまった。すり下ろしたショウガを入れた紅茶をせっせと飲めども、喉の痛みと鼻の奥の不快感からは解放されず、明日あたり塩を買ってきて、鼻うがいをしたほうがええかなと思い始めたところ。


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