_ ついに子どもに自分の風邪をうつしてしまい、土曜日の夜頃から青い鼻が出始めて、耳を触るようになった。中耳炎。今回は気をつけて、早めに薬も飲んだし、ずっとマスクもしていたのだけど、これだけ密着して生活していたらもうどうしようもないか、、と反省しつつあきらめて、病院に連れて行く。びっくりするくらい空気が冷たくなっている。どういうことなのか、先週から外出の度に、生まれたてのようにみえる新鮮な黄緑色の胴体をしたカマキリとよく遭遇する。今日も乳母車を押すアスファルトの前に、突然、風に乗ってなのか、ふわりと小さなカマキリが舞い降りてきた。こんな道路の真ん中ではかわいそうだねと言って、指でそっと背中を押すと、誰かが糸を引いているのかと思うくらいのスピードで、垣根に向かって走るように飛んでいった。来週の月曜日は、氏子神社で御稚児行列がある。その次の週は灯籠祭。秋がどんどんと深まって、もう冬支度のことを考えなければならなくなってきた。一年が過ぎるのは本当に早いものだなあ。
図書館で借りてきた「飛ぶ教室」は、わたしが持っていたものと翻訳者が違うからか、なんとなく違和感がぬぐえず。ヨナタン(ヨーニー)・トロッツは、ジョーニー・トロッツ、禁煙先生は、禁煙さん。印刷された文字を読む度に、脳内ではヨーニー、禁煙先生と自動翻訳が逐次おこなわれるので、なんだか頭が痛くなって、すぐに眠くなってしまう。ぽつぽつとしか読めないのだけど、初めて読んだ日の興奮を思い起こしながら、ページを繰っている。