_ 某所にて、たらふく飲み食い。ああ〜。毎日、確実に太っていく(ま、しかしおいしかった)。
_ 4年の4月4日だという情報を得る。駅で入場券でも買えばよかったかもしらん。。。
_ やっぱり、英語話すのは疲れます。某国語訛りだから、余計にいやなのです。で、某国語も訛っているから、いやなのだ。
_ 来年度以降の有益な情報を、某人より得る。そっか〜、ちょっとがんばってみよっか、と思ったり。と考えると、今日はやはりがんばってお出かけして、正解だったかな、なんて結果論。出不精はやっぱり、いかんなー、と思った。というわけで、明後日、やはりお出かけした方がええのかなという結論に達する。
_ ぼーっとしたり。
お昼前からしとしと雨で、夕方から霧が出る。寒い。ヒーターをつけたり消したりしながら、ぼーっとする。無力感溢れる午後。
_ 夜、久しぶりにDVD。『活きる』。一昨日は『ニュー・シネマ・パラダイス』、BSで。後者に関しては、完全版のほうが大傑作だなと思った。映画のための映画でもなく、郷愁礼賛の映画でもない。+と-でとんとんになれるはずなんだけど、その振幅が大きいと、とんとんになるんだろうかという不安が勝るとき、もうだめだモードに入っちゃうんだろうな。なんて。シチリアを出てから、トトは成功した映画監督となり、それなりに私生活も充実していることなのだろう。でも+に戻りきらない振り子を戻すのが怖かったんじゃないか。なんて思う。
_ 寝付きはとてもよいのだけど、とにかく睡眠時間が短くなった。あれこれ考えすぎて眠れないということはまずなく、(考えても仕方ないから寝てしまおう)と思うのかも。で、大概、夜中の三時頃に目が覚める。帰国してしばらくの間は、朝まで熟睡できていたのだけど、今はこんな調子。でも元気な気がする。
_ 昨日は聖金曜日で休日だったため、三連休である。そういうこともあって、昨日は終日自宅で過ごした。本を三冊、続けて読む。最初に読んだのは東野圭吾。おもしろいから貸してあげるわ~と言われて読んだのだが、おもしろいとはおもわなかった。なぜだろう。二冊目は『九月が永遠に続けば』(沼田まほかる)。アマゾンの評価では賛否両論だけど、わたしはとてもおもしろいと思った。主人公に共感できないとか描写が気持ち悪くて好きになれなかったという意見がとても多いのに、驚く。主人公に共感して読みたいというのは、「泣ける小説」みたいなものを読み過ぎると、そう思ってしまうのではなかろうかと。凄惨な描写という点については、もっとすごい小説だってあるわけである。わたしは本書の描写については、そんなに凄惨とか凄絶とか思わなかった。そして三冊目は『母の遺産』。期待しすぎないように、先に2冊読んでから読書に臨んだわけだが、やっぱり読み応えがあるのである。一気に読んだ。物語の設定とか、ひとつひとつの挿話については、既読の『日本語が亡びるとき』や母堂の著書である『高台にある家』などにも書かれていることだったりするのだが、とにかく壮大な物語の一部を、別の角度から読み直しているという気持ちになるくらいで、別に差し障りはない。ただ、ひとつ気になったのは、主人公美津紀の夫、大学教員哲夫の専攻。サバティカルで、UCバークレー、沖縄、ホーチミンに行くという設定。テレビにも出演する「文化人シャツ」を着こなす人物として描かれている。しかし、詳細な専攻が説明されていなくて少し残念。いつも、ひじょうに詳しく人物の背景が描写されるのに。細かいことだけど、サバティカルの行き先と、フランスへ国費留学したというところがうまく結びつかなくて、ちょっともやもや。
途中で、凄まじい雷鳴と驟雨で、家の中にいるのに雨音で話もできないくらいとなる。小一時間ほどだったが、まるで異空間にいるような不思議な気分になる。雨と雷がやんでから、『母の遺産』の後半、大雨の場面がすぐに出てきた。もう少しでシンクロニシティだったのに、などと思いながら読了。さらに読み終わってからもう一度、後半部分をすぐに読み返した。面白い小説は、なんでおもしろいとかどこがおもしろいとか、もうなにもいわなくてもよい気持ちになるくらい満足する。感想は、これだけです(笑)。