_ うわー。私の「講義ノート」が売られているのを発見。買っても試験対策には全然ならないはずのものだということを知らない人が買ったのだろうなあ。だからか、他の講義に比べて100円安かった(笑)。個人的にはものすごく見てみたい。
_ ボーナスということで、『エマ1〜4巻』と、「ヴィクトリアン・ガイド」もどーんと買ってしまいました。ささやか。
_ 終了ー。お疲れさんでした。
_ あと少し。がんばろ。
_ 多重の人生というと、『スライディング・ドア』という映画が不思議に面白かった。もしあの時、地下鉄に乗り込めていたら/いなかったら、というふたつのストーリーが同時進行していく物語。
_ 久々にガルシア=マルケスの「無垢なエレンディラと無情な祖母の信じがたい悲惨の物語」が所収されている『エレンディラ』(ちくま文庫)を読む。綿矢りさは読んでいてイマジネーションをかき立てることが少ないのだが、金原さんの方は、実際には見たこともないし、私には到底想像できない痛みや感覚の世界が描かれているにもかかわらず、想像力全開で読書ができた。ガルシア=マルケスの世界も、そんな感じだ。到底、想像はできないにも関わらず、いろんな不条理(と思われるであろう諸々)がすんなりと頭の中に再現できるのである。映像的というのともまた違うのだろう。自分の想像力がフル稼働しているだけの話である。だから映画なんかみたりすると、きっと、(全然、ちがうがな!)と思ったり、(こんなことを想像していたなんて、自分があほだったのか…)と思うかのいずれかである。エレンディラ、再読してみたら、とりあえずはハッピーエンド?風に終わっていることを発見した。『百年の孤独』なんて、映画化はできないぜ…と思っていたら、寺山修司だ。実際には戯曲化されたが、確か映画にもモチーフが使われている。時が経つと忘れるものなのだね。記憶力なんてそんなもの、自由に上書きもされているはずだ。
_ 人の心の奥底を覗いてみたら、一体、何が見えるだろうか。もう二度とめぐりあわないだろうと思っていた人たちから連絡あり。意外ではなかったけど、予想はしていなかった現在を知って、人間の本質なんてめったなことでは変化しないものだということを知ってしまったような気がした。より正確には、確認したということかもしれない。
自分の内では、あの時の自分ではない、という決意めいたものがあるかもしれない。でも自分では自分のことは決してわからないのかもしれない。同じことを延々と繰り返していくものなのかもしれない。私だって、なんにも変わっていない。変わるはずもない。
わからないことなど、今の世の中にはなんにもないのかもしれない。でも、「わからないんだ」ということが、なかなかわからないものなのかもしれない。
ああ、なんだかさっぱりわかりませんが、軽いめまい(@金井美恵子)を覚えて、動揺しているに過ぎない。
Ne me telephonez jamais. C'est tout.
_ 指示メール待ちの間に、恋文を書く。
_ 君の名はかならず叫ぶから/ぼくのこと信じちゃくれないか
って言われたら、私だったらもうなにもかも忘れて(捨てるのではなく)、よし、ついていこう、とか思うけど、こういう決めぜりふ、女の人用には存在しないような気がする。外国に来ると、男の人って、こんなに優しいんだなという驚きが毎回ある。ドアを押さえておいてくれるとか、リフトに先に乗れという次元にとどまらず、こうして一人で深夜、パソコンに向かっていると、コーラを買ってきてくれる人もいたりする。「毒入りじゃないから」といって、目の前でプルトップを開けてくれるなんて。思わず、おやつに食べようと思っていたアップル・パイを一つ、渡そうとするが、それはキミが食べたまえ、と言い残してさわやかに去っていった。わーん、名前くらい聞きたかった。。
_ くたくた。。
iPodって、ほんとに便利だけど、ずっと聴いていると耳がおかしくなる。そもそも、一人で歩いている人がほとんどいないので、シャッフルとか装着している人もほとんどみない。一人で歩いている人なんて、私くらいだ。なんだか寂しくなった。
こないだの入院騒動がトラウマになっているのか、無事に帰られるか考えると、ちょっと心拍数が上がるような気がする。最初に「なんかしんどいねん…」と電話を掛けた郵便局の前の公衆電話。見ないようにして通り過ぎる。頼んだものの、結局、一口も食べられなかったそば屋さん。食べればトラウマを克服とか一瞬思うものの、結局、サンドウィッチ屋で普通に食べた。随分、ヤワになったにゃ。
_ サンボマスターのボーカルの人、知り合いの甘木さん(横書きだと某って読めないですね)にそっくりで、もみあげの微妙な長さが得も言われぬ相似感をかき立てる。これで全体的に無精ヒゲ+後退気味であれば、完璧だと常々思っていた。で、とある某地域最高の専門書店の天井まで届く書架に掛けられた可動式梯子によじ登って本を手に取ったあと、店内をぐるりと見渡したところ、いたんだな。。甘木さん。今、いるって知っていたけど、会っていきなり爆笑してはいかんですね。お茶して、夕ご飯ごちそうしてもらった。そのあとドレスコードに引っかかるかとひやひやしながらバーに行って、ローカルカクテルも飲ませてもらった。研究に注ぐ情熱がもう風前の灯火どころか、とけたロウソクのロウよりも始末が悪いという話をしたら、えらく叱れた。そだな。今回のことで、もう一回だけがんばってみようとか、殊勝に思い直した。甘木さん、奥さんのご実家に帰るので、一緒にタクシーに乗せてもらう。今回もローミング、失敗。つながった気配が一瞬したのだけど気のせいだったみたい。仕事は任務完了。もう明日帰る。帰らないでいたままにする予定だったのだけど、予定大幅変更で、次回は予定通りに出発。
_ 今日の午後が受付締め切りの、某研究所の研究助成公募の書類書きの仕事が、ありがたいことに、今朝の9時頃に回されてきた。信頼されているんだなと1秒ほど、愉悦の笑みを浮かべ、そのあと500秒くらい早口で罵りのことばをありったけ唱えてから、ちゃんと書類作った。なんでも係じゃないんだから、もっとプライドを持って、いやなものはいやと言わないといけない。こういう下品なことばは使いたくないが、「ちょーむかついた」ので、研究筆頭者はわたしにしておきました。どうせだめなんだから(あとで要領を読んだら、これ、**博士か+++博士しか応募資格ないって書いてありますがな!!!!!)。要領もまともに読めないあほだと思われたらどうしてくれるんだ。というか、もう思われているね。む・か・つ・く。
_ 早めに帰ろうと思って外に出ると、知っている顔。某後輩と14ヶ月ぶりくらいで会う。話盛り上がり、とりあえず、ご飯。そのままケーキを食べに行ってしゃべり続けるのを聞く。進路の話に対する熱の入れ具合とおなじくらいに、男どもの話で盛り上がる。後輩の最新の別れ話すったもんだを聞いてのわたしのアドバイス:同僚とは同衾するな。鉄則。
_ 超早朝休日出勤の日曜日、早めに引き払って、高島屋へ。ざっと巡回して、やはり生鮮食料品スーパー内の魚やで、鹿児島産のウナギを買った。うっかりしてタレを忘れてしまい、母から小言を言われる。さて、そのウナギを食べてみたところ、やわらかくてくどくなくておいしいこと。あまりのおいしさに明日も食べようと思ってしまい、今日も一匹買ってきた次第。昨日はとにかく早く帰ることだけ考えていたので、奈良漬けも忘れてしまっていたので、今日はお漬け物コーナーも巡回。今日は行きも帰りも、電車の中やホームで人から声を掛けられ通しの珍しい一日だった。ある男性は、自分の孫がちょうど一ヶ月、お宅のお子さんはいくつですかと。電車を乗り降りする人がたくさん、一休さんに声を掛けてくださる。かわいい顔ではないけれど、愛嬌を振りまきたがるこどもだからだろう。泣いても笑っても、周りの人の視線がとても温かく、あまり肩身の狭い思いをしなくてすんでいる。
_ ぜぶら [ 寝袋さーん。元気ですかぁー!!!。 マジメに言いましょう。 けんきゅーしゃ(卵含)を志した、私より下の世代..]