_ あれー?
ブラウザがいつのまにか初期化されていて、パスワードを入れないと動かなくなってしまったのはなぜだろうか?
絶対に、ウイルスに感染していない自信が156%ほどあるのだけど、パスワードを覚えていないアマゾンなんかでは、また最初からいろいろと手続きを取らないといけなくなってしまった様子である。これを気に、オンラインで買い物をするのをやめるという方策もあるかもしれない。
_ 駅ビルのハンカチ売り場で、弔事に使う黒いレースのハンカチなどを澄ました顔で物色し、地下のイタリア麺麭屋で背伸びして麺麭を買い、チーズコーナーとワインコーナーを物色して、ふと花屋のガラスに映った自分の頭を見れば、団子がほどけて、格好いいのか悪いのか、判断に困る頭になっていた。もう二度とあのデパート地下では買い物はできないとまで思い詰めるも、たいしたことではないとすぐ開き直ることができたのは、加齢現象のひとつなのだろうか。それもまた困る。
_ 書類書き仕事の修正が、次々に舞い込む修正案の追加でへとへとに追い込まれる。キャパシティの小ささを憂う。
_ 新しい某国情報の収集、もうまだまだ時間があるなんて悠長なことをいっていられず。帰国してすぐにまたいつもの某国出張がある。日本にいるこの期間に査証を申請しておかないといけないのだが、諸般の宗教的事情により、ちょっとむずかしかったりする…と思っていたら、メールを送ってから1週間ぶりに、連絡があって、ちょっとほっとしたー。助かった。
_ ところで、調査している国とか留学先の国ことをぼろかすにいう人がときどきいる。わたしはそういうとき、いつも「歪んだ愛」ということばのもとに、好意的に解釈するようにしてきた。外国に住むということは、ときには自分自身に面と向かい合う必要もあったりして、なかなかうまくいかないこともあったりする。だから、他ならぬ私自身が、その歪んだ愛をその国の情報として受け取らないように、というあまり実効性のない方針をとっていたのである。
ところが、今、新しい某国情報を集めるようになって、インタビューをしたほぼすべての人が、「あんなひどい国はない」「もう二度と行くことはない」「だから、繰り返し行く人がいないのだ」などという。好意的な、「ちょっと人がうるさかったりするけど、ものすごくよいところだよ」「嘘をつかれたりもするけれど、基本的に笑ってすませるからね」という意見が、今のところ皆無である。少なくとも、私の周りの人の情報を聞く限りでは、そのような意見が圧倒的に多い。そんな国があるのか…。先入観を持ちたくないのだけど、影響されそうになるほどネガティブな発言を聞き続けている。食傷気味。まあしかし、食べ物もおいしそうだし、大概、どこに行っても、にこにこしていれば、それでうまくいくものだ…と思うのだが。若くもかわいくもないので、勘違いされることもないだろうし、自然に行こう。などと思うのだが、さすがの私も実のところ、少々、びびっている。
_ たまっている本を片端から読む。