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lost luggages ねぶくろ 書簡
--sleeping bag・g-ism/ist--

01-12-2003 / Monday

_ ラジオをスウィッチ・オンしたら、♪ドライブに連れて行って〜、という歌が聞こえてきた。

名曲だなー、と思ってしばし聴き入る。take me to the universe、というのはちょっと歌いすぎな感があるような気もするけど、そういう気持ちになるときは確かにある。もうどこでもいいから連れて行ってよー、という逃避じゃなくて。どこまでも一緒に行きましょうという気持ちの歌なのだろうなと思う。名曲。ビートルズのドライブ・マイ・カーに匹敵するドライブ・ソングかもしれない。

_ その次の曲が。♪ええねん/ウルフルズ。ワン・クリック注文しそうなかんじ。かっこよすぎる!

_ 先生じゃないけど、走りにいかなきゃ。

_ 非常食として格納していたと思わしき焼き菓子を発掘したのだけど、賞味期限を約45日ほど過ぎている。でもなんとなく大丈夫そうなので、食べてみようかと思うのだが、大丈夫だろうか。。。どうなのだろう。でも食べてみる。


01-12-2005 / Thursday

_ 突如、ニルヴァーナのファーストを聴きたくなる。というか音楽、最近、またまったく聴かなくなった。CDプレーヤーには、9月に帰国したとき以来、もうずうっとBallads(John Coltrane Quartet)が入ったまま。これしか聴いていない。なので、ニルヴァーナはちょうどよいのかもしれない。

The JamではEnglish RoseとCarnationが好き。ノエル・ギャラハーがカヴァーしているのも好き。一番好きなのは、ポール・ウェラーのBBCライブのもの。別段、すごい曲でもなんでもないのだけど、強烈に好きな曲というのがある。くるりの「東京」とか、スピッツの「冷たい頬」とか、とくべつのお気に入りというのがある。ビートルズのDrive My Carと、And your brid can singもそうだ。ツェッペリンのRain Songと。と、書き出して気がついたのだけど、これらの曲はわたしのiPodに入ってないね。というか、ビートルズが一枚も入っていないことに、今、気がついた。。どうなってんだー。

_ 今日、お店で初めて最新のiPodを手にとって見た。それほど薄くないね。iPodなの、の方が小物としてはおもしろいような気がする。まあしかし、60GBもあるのだから、あれくらいの厚みでも薄くなった方だといえるだろうか。

_ 大家さんのところにおみやげ持って行く。ものすごく喜んでもらえたのでよかった。

_ 粛々と、業務整理しながら、いろいろ企画出したり。淡々とこなす。

_ ぼーっと本屋を眺める。無駄に長い本が読みたくて(無駄というのはあくまでも修辞的にね)、大菩薩峠を手に取るも、もう一つ、読書欲わかず。トマス・マンかカラマーゾフかと思い、結局、『模倣犯』にしました。。厚い(物理的に肉厚な本、という意味で)記述だなあと思いつつ、読み進める。日本では久しぶりに、スターバックスに入った。はじめて、カフェ・ラテを飲む。いつもタゾ・チャイ・ラテしか飲んだことがなかった。コーヒー、深入りの酸味なしに限る。酸味の強いコーヒーの需要は、一体全体、どのあたりにあるのだろう。黒酢かと思うくらい酸っぱいコーヒーが、ときどきある。

_ 今日は久しぶりに気合いの入ったおしゃれをして人に会う用事があった。手みやげを持って、とりあえずなんとかこなす。用事が済んだ後、脱力してしまって、すぐに帰宅。

_ 松本清張をしっかりと読みたいのだけど、なにから手を付ければよいのかわからない。『点と線』か。

_ 某英国人から、自分一人に受けるすごいジョーク満載のメールが来て、旅行情報の提供を求められる。タイに行くのだそう。しかし、わたしはタイについてはほとんどまったくなにも知らないので、空港でチェック・インしたら、右手方向の階段を上った2階においしいタイ料理レストランがあったとか、BTSという電車(モノレールじゃなかった)は便利だったよとか、鳥インフルエンザは大丈夫みたいだよ、くらいしかいえなかった。ホテルも一応、薦めておいた。あのホテルは、後で聞いたら、やっぱり穴場らしい。便利だし、バックパッカー宿に泊まる気はしないけど、高級ホテルでリラックスするのも似合いそうにないという中途半端な旅行者にぴったりだった。愛想が極端に悪いタイ人というのも、なかなか風情あり。


01-12-2009 / Tuesday

_ Smashing Pampukinの「1979」という曲がセンチメンタルで、今年の初めからずっと、一日に一回、聴いている。イントロが聞こえてきた瞬間から、別によく覚えているわけでもなんでもない1979年がふっと眼前に湧いてきて、あとはずっとぼーっとして、音楽の世界に入る。1979年って、なにがあったんだろう。

先週はずっと研究会と懇親会と同窓会(笑)の繰り返しで、よほど疲れていたようで、土曜日に駅で偶然、出会った某さんから、「魚が死んでいるような眼をしている」といわれてしまった。食事のリズムも少々、崩れ気味で、こんなことではいかんのです。


01-12-2010 / Wednesday

_ 押し入れが開いていたら、まっしぐらに駆け寄り、引き出しを開ける音がしたら、秒速で振り向いて査察に来る人が家にいるので、スパイごっこ並に、こそこそと家事を済ませるこの頃。食事用の小さい椅子の背を押せば、一人で歩いてどこにでも移動できることを発見したらしい。どこへいくにも椅子と一緒。なので、その気配を大人は察知すればよいだけだ。なんて、今はまだ知恵比べに辛うじて勝っているところだが、そのうち追いつかれるだろうなあ。一時保育でもらってきた風邪が原因で、また中耳炎にかかってしまった。病院で耳掃除をしてもらったら、びっくりするくらい大きな耳垢が出てきた。お風呂上がりに綿棒できれいにしているつもりだったけど、恐れず、もっと奥に綿棒を突っ込むべきなのか。耳垢がたまりやすく掃除しにくい耳穴だということがわかったんだから、もっとこまめに耳鼻科に連れて行くべきなのだろう。

『子どもが描く世界―オースティンからウルフまで』彩流社。主として英国の近現代に活躍した作家たちのうち、子ども時代から「小説」を書いていた人たちの作品や子どもが書く〈小説〉をめぐる論集。家族新聞や本格的な小説を資料とする研究の分野があるそうだ。おもしろそうだなあと思って図書館で借りて、少しずつ、読んでいるのだけど、びっくりするくらい翻訳の日本語がこなれていない訳者が何人かいるようで、原書を借りたほうがええかなとおもってしまうくらい。こなれていない日本語の文を読むと、自動的にこちらの頭の中にその原文の英語がテロップで流れてくるくらい。もちろんこなれた翻訳になっている章もある。こういうのは監訳者の仕事の領域なのか、編集の領域なのかどうなんだろう。内容がおもしろいだけにちょっと残念。わたしもこどもの頃、物語を書いていた。といってもそれは決して完成されたことはなかったし、そもそも、冒険に出る→そのために持って行く食べ物を羅列する、そこで満足して物語は決して進まないのであった。持って行く食べ物は、ハム、ソーセージ、べーコン、チーズ、ジャム、トウモロコシパン、クルミ、そして非常食としてのローソク。トマス・ソーヤーさんに影響されていることが見て取れますな。そういう描写と挿絵を書いたら、そこで終わり。こういう食べ物をどうういうふうに運ぶかといえば、風呂敷に包んだ食糧を棒きれの先にくくりつけ、それを肩に担ぐのである。防具を担ぐスタイルである。もちろん目指すは洞窟でした。


01-12-2021 / Wednesday

_ 久しぶりの日記だ。うまく書けるかな。

_ いろいろとあった一年間だった。長い一年だった。去年からずっと韓国の現代小説を手当たり次第に読んでいた。翻訳の日本語がどれもとても素晴らしいからなのか、よその国のこととしてではなく、自分の身の回りのこととして読めたからなのだろう。読み終わったあとに、ずんと来る小説が多かったような気がする。

_ それ以外にはミステリーを相変わらず手当たり次第に読んでいた。山ほど読んだ。海外ミステリーばかり。日本の小説はまったく読まなかった。唯一の例外は『騎士団長殺し』。ずっと読まずにいたのを、ふと手に取って読んでみたのは、秋の終わりに、ふと思い立って、リフトに乗って天狗の山に登った帰りに、本屋街でBRUTASの特集号を手に取ったから。一日一冊で文庫本を全部読んだ。天狗の山から見たトーキョーは、平たい地形をしていた。その印象が強く残っていたからか、本を読んでいる間ずっと、高いところからどこかを見下ろしている感じがしていた。山のてっぺんにはびっくりするくらいたくさん人がいて、ぐるりと一周しただけですぐに山を下りた。駆け足で山に登ったりしたのは、大学の裏山を登って以来だよ。

_ 夜は学士会館で友だちと待ち合わせをして夕食。ずっとずっと話していた。よくもこんなに話すべきことがあるものだと思いながらも次から次へと言葉が出てきて、でもどこかひらひらとした感じもしていて、まだどこかへ移動している旅の途中という感じでいっぱいだった。

_ ああ、あと一か月で一年が終わる。10年後にも地球はまだあるのだろうかと、ふと考えることが多くなった。

_ ピオニーという色の血色マスクを買った。これをつけているとよく人から声をかけられる。普通の白いマスクをかけていると、世間に紛れ込んで、見えなくなっているようで、あいさつもそこそこにという感じがする。血色マスクとは、ものすごいネーミングだと思いながら、ついつい追加のマスクも似たような色のものを買ったつもりなのだが、似て非なる色であった。追加の血色マスクをかけると、まるで口裂け女のように見える。早く使い切ってしまいたい。

_ 相変わらず、なにやってんだかという毎日を過ごしている。


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