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lost luggages ねぶくろ 書簡
--sleeping bag・g-ism/ist--

11-01-2021 / Monday [長年日記]

_ 寒中お見舞い申し上げます。

もう11日になっていた。今年のおせちは結婚して以来初めてのことだが、全部自分で作った。黒豆を一番最初に作ったからというのもあるが、いちばんよくできた。あとはお煮しめとごまめ、酢れんこん、なますを作った。お餅は近所の街のそば屋兼餅屋のようなところで買った。まずまずおいしかった。お餅はまだ残っている。

_ 家ではずっと某国から持ち帰ってきた万能テレビ箱でいろいろな番組を見続けた。映画もみたりした。子どもは大流行のアニメ映画が怖くてみられない。我が家では6日にドラえもんを見に行った。人も少なく、リラックスして見た。

_ 元日は子どもと出かけて、図書館前広場で縄跳びやボール投げをして、初詣へ。わたし大吉、子ども二回続けて末吉ののち大吉。おせちは結局、お正月の間はずっと食べ続けた。子どもの学校は8日からだったので、それに合わせてわたしも出勤。しかし、濃厚接触者が数名出たとのことで、職場はすぐリモート授業に切替となった。

_ いつどこで誰が感染してもおかしくないんだけど、自分はまだかかっていないから、ちょっとドキドキはしている。でもどこかで、根拠のない自信のようなものがあり、対策を取りつつも、なんとかこのままいけたらなと思っている。家は朝も午後も、一時間程度、すべての開口部を開けて換気をしている。寒さが堪える。

_ 休み中に読んだ本では、数十年ぶりに読んだ「二年間の休暇」が圧倒的に面白かった。おとなになってから読んでみると、子どものときとはまた別の感想を持つものだ。松本侑子訳の「赤毛のアン」も読んだ。発売されたときに読んだことがあったけど、今、読んでみると、これも淡々としていていい訳だなと思った。淡々とした饒舌。でも、アンの饒舌っぷりが生き生きしているのは村岡訳かなとも思ったり。躍動感と子どもらしさが全面に出ているような気がするのだ。

_ とにかく今年も病気をせずに元気にいきたい。


16-01-2021 / Saturday [長年日記]

_ 今週はずっとオンライン授業。食料の買い出し以外には、ほとんど外出もしなかった。なのに、その隙にやってきた不在荷物を受け取りに、一度だけ郵便局へ行ったら、なんと建物の外にまで不在受け取り票を手にした人が並んでいた。密、である。結局、荷物は自宅へ再配達してもらうことにして、そのままとんぼ返りをしたのであった。

今日は温かい一日になるという話だったけれど、結局、ずっと家にいた。家で映画を見たり、テレビを見たり。そういえば、長らく迷った末にSpotifyを契約した。音楽を聞きまくっている。懐メロばかりではあるけれど。。

_ いつの頃から読み始めたのかもう覚えていないけれど、海外在住の方のブログで更新されるのを楽しみにしているものがある。クリスマス前に義理のお母さんが持病が悪化したために入院されて、手術を受けるはずだったのが病院都合で延期になったりしているうちに、コロナに感染してしまわれた。手術も受けるには受けられたのだが、最終的にはコロナのために亡くなられた。その一連の記事を読みながら、泣きそうになった。この方の義理のお母さん、夫の母に少し似ているところがおありのように思っていた。ブログを書いていらっしゃる方の愛情あふれる毒舌に感じるところが多く、ずっと読んできた。でもわたしは到底、この方のようなことはできなかった。人として誠実に正直に生きることとはどうすることなのか。他人と関わるということがどんなことなのか。この方のブログを通して、ものすごく考えることが多い。やりきった、最後まで人として誠実に義理のお母さんと関わってこられた。心が本当に洗われる思いがした。もう一つ、胸を打ったのが、この方のご主人のこと。ニュースで読む限り、世界で最も過酷なコロナ禍の状況にある国で、教育者としてお仕事をされている。自分の母親がコロナに感染したことで、病院の医療従事者の方々が毎日経験されているこの非常事態下でのプロフェッショナルな対応に非常に深い敬意と感謝の気持ちを新たにしたとのこと。なかなかこういうことは言えないものだ。どんなときも自分が一番悲劇のヒロインになりがちなわたし。どんなふうにこの状況を生きていくのか、自分の来し方行く末を考えるようになった。まっとうな人間になるのにはもう遅いかもしれないけれど、やり直しはいつ始めてもいいはずだから、少しずつ、やり直していこう。


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