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lost luggages ねぶくろ 書簡
--sleeping bag・g-ism/ist--

05-05-2003 / Monday [長年日記]

_ こどもの日。

朝。職場に来てもみなあまり挨拶を交わさない。一人ずつ、個室になっているからなのか、みんな扉を閉め切ったきり、用がないかぎり(お茶を入れるとか、お手洗いにいくとか)ほとんど出てこない。私はものが多すぎて扉がしまらないので、つねに開放しているのだけど、みんなあの狭い空間でおかしくならないのだろうか?と、自分が一番よい環境に陣取っていることを忘れてしまっているような発言。それでも、なんかとても寂しいし、一抹の恐怖も感じたりする今日この頃である。まだみんなで一緒にごはんに行ったこともないというのがすごいことのように思われる。私が集団主義なだけなのだろうか?いや、私が一番、厭世的で非社交的であるのは、自他共に認めているはずなのであるが(苦)。

でも、そういうことに構うこともないのだよと言われてしまえばそれまでだし、「キミのことを怖がっているからだよ」といわれでもしたら、それはもうなんともいえないわけで。いずれにしても、来たときと帰るときに誰かがいる気配がしたら(だって、扉が閉まっているからわかんない;だけどキーボードを叩く音は木霊しているのだよ)、挨拶だけはしていこう、とか思いつつ、今日はいったい誰が残っているのかわからず、無言で立ち去ってしまった。いかん。


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