_ 午前中、少し外出。往復の際に橋を一本渡るのだけど、今日は水量がとても多くて、川底が見えなかった。夏場だと、泳いでいる小さな魚が見えるほどに底が浅い川だ。週末の雨で随分と濁った色をしていた。涸れた川を見るよりかはいいなと思ったりする。
ポインセチアが店頭に並ぶ季節になっていたけど、私はどうもこの植物が苦手だ。葉ボタンに対してもよくそのように思うのだが、どこかしら「いきなり、突然」な感じがするからか。おなじ理由で、ラフレシアも好きではない。シダ類とかに対しては、あまりそのような冷淡な感情はわかない。
ただし、おなじ「いきなり、突然」でも、カカオの木に対しては、むしろ好感を抱く。どこかしら、笑えるところがあるからかもしれない。なにしろ、幹にいきなり実がついているところが、多少、ふざけているような、しかしそのみずみずしい黄緑色が、妙に「生きています」という雰囲気を醸し出しているからなのかもしれない。
_ 要するに、嘘くさい植物が好きではない、ということなのかもしれない。