_ インド料理屋。おいしかった。しかし、話は弾まず。沈黙のほうが長かった。
_ このごろ、よく考えること。これだけのことをやりました、やっています、ということを必要以上にアピールする背景には、どのような心理(なんて安直につかっていいのかわからないけど)が存在する(と簡単につかっていいのか不安だけど)のかということ。わたしはこのあたりのアピールが絶望的にへたくそかつ押しが弱い人間なので、自分にとって不利な方向へのエネルギーばかり注ぐタイプである。だから、○×できないんだなとか、△■なんだよ、と思う。しかし、もうこれはどうしようもならない。ただ、なにをアピールすべきかは、よくわかっていると思う。その方法がわかっていないだけで。だから余計に始末がわるい。しかし、なにかそういう自分とのつきあい方というのが、きっとあるのだろうな。それがわかれば、もっと自然になるのかもしれない。
_ 某国情報を、あちらこちらから収集しているのだけど、却って、収拾がつかなくなりつつある。やっとこさ、旅程が決まって、ブッキング。しかし、どこに泊まるのかまだ全然きまらず。
_ 河野多恵子/小説の秘密をめぐる十二章
おもしろく読んだ。実は、わたしは、どうも川上弘美と相性が悪い。よそのみなさんが書いているように、まだよさがわからないというのか、私にはとうていわかりえないのかわからないけれど、とにかく読書の波に乗ることができないでいる。河野多恵子は、川上弘美の小説の一部を引用して、譬喩表現がすばらしい、とほめていた。なるほど、その譬喩は、さすが「小説家」だなと思うような、思いがけなさと説得力の両方があった。もう一度、読み直してみようかと思った。そう思っただけでも、読んだ価値があったかもしれない。
_ 会議とかたくさんあるみたいなんだけど、自分には発言権がない。なのに出席しないといけないのがやだ。
_ 10月半ばだけど、暑い。まだ日傘をさしている。どうなっているのだろうか。
_ 用事が終わってから、紀伊國屋に寄ったら、午後8時閉店だった。。12時まで開いてなくてよいのだけど、せめて9時までは開けておいて欲しい。ブックファーストって、そういう意味では革命的だったなと思う。丸善もブックファーストに対抗して、営業時間を9時まで延長したのだもの。丸善、もういろいろと小さな工事は始まっている模様。文具階、いろいろと楽しい小物をセールしていたとのこと。行けばよかった。遠慮しながら生きていては、だめだなあ。
_ 未だに夏の着物を着ている。衣替えの気配、なし。私の周りの人は全員、半袖半パンでうろうろしている。