_ まあいろいろ。なくなったと思っていたものが出てきたりしてちょっとうれしかったり。母がそれを見る度に、これをあんたの葬式の写真にしたい、というくらいに恐ろしくよく撮れている写真がある。宝塚の男役が女装したみたいな写真であるが、誰が見ても、ええっ!とおどろくほど自然にきれいに撮れている。自分で見ても、もしかすると、わたしは昔、美人だったのだろうか…とありもしない記憶を捏造しそうになるほどの写真だからすごい威力を持った写真なのだろう。これを大きく引き延ばしたのがあるのだが、これが紛失した。小さい八つ切りはファイルに入っているはず…と思っていたのだが、これもまた長らく見つからなかった。今回、荷造りの途中で見つかったものだから、母と二人して「葬式の写真が見つかった!」と喜んだが、ふと母が、でもこれ、若いときの写真やね、、という。。。そんなのどうだっていいではないか!と反論。年取ったときの写真を飾る方が間違いなのであって、その人が一番きれいで元気だった頃の写真を飾ってこそ、その人の人生の終わりにふさわしい写真となるのである。そんなことを反論。
葬式用の写真が見つかって、なんとなくほっとしたりする。