_ 今日、首都から帰る予定。なので、久方ぶりに毎日更新していた日記も、これからはまた不定期になりそうです。でも、元気にしていますので、大丈夫です。
_ 結局、一度だけ日本食を食べた。熱いおみそ汁、浅漬け、牡蠣ごはん、やさいの煮物。ぜーんぶきれいに食べた。おいしかった。
夜遅くまで、給食の役割についての話。こちらの人は、新しい食べ物に対する抵抗がたいへん大きく、初めて見る食べ物はまず口にしない。とはいえ、今回の滞在中、あちらこちらのショッピングモールを徘徊して思ったのは、とにかくありとあらゆる世界の食べ物が集まっていたこと。中華料理はもとより、たとえばそれも細分化されており、北京、四川、広東、台湾、香港と区別して存在している。ベトナム料理、マレーシア料理、インドネシア料理、タイ料理、インド料理、アラブ料理、イタリア料理。。なぜかフレンチだけは見なかった。そして定番のトリのフライ屋と挽肉焼パン挟み屋。一番人が入っていたのはこのふたつ。給食では出されたものを黙って食べるということを学ぶと同時に、好きなものだけを食べていてはだめよということを教わるんだなという話など。日本人はなんでも抵抗なくよく食べる民族ということになるんだろうなあ。
わたしは恐らく物心ついてからこの方、ずっとスイカが嫌いだった。今、出されたら食べるようになった。自分で買うことはないけども。あるとき知らずに、フルーツポンチの中に入っているのを間違って食べたら、思っていたようなコオロギとかスズムシの味がしなかったからなのかもしれない。でもあの配色がきらいなことには変わりない。たとえ赤色でなくて黄色でもあの配色がきらい。