_ 調べてみたら、やっぱりOliveは、去年の夏から休刊になっていた。
_ ええーっとあの論文はどこにあったっけ…と書類箱をひっくり返していたら、ほぼまっさらのクウネルの創刊号(vol.4なんですね)を発見してしまった。。噂では、古本市場価格がとても高いらしいので、本を売らないといけない日が来たら売られてしまうかも知れない最右翼だろう。武田百合子特集があったから買ったらしい。…とかうれしげに書いていたら、創刊号かつ価値があるのは、やはりvol.1-3だけみたいだった。ぬかよろこび。
突如思い出したが、「MC Sister」は、廃刊になってしまったらしい。もうDo!Familyの服を着ることはないけれど、クリケット・パンツをはいている人をみたら、反射的に思い出してしまう。ある時、ふと思いついて、駅の売店でOliveを買ってみたら、シスターとは全然、違っていてびっくりした。シスターがプレッピーとかトラッドとしたら、オリーブはそれらの解釈の仕方が180°くらい違う雑誌。おすすめの本とかレコードなんかも、全然違っていたように思う。
私はシスターのコーディネートでさえ、なかなかむつかしいと思っていたから、実生活に役に立つとか立たないとかいうレベルを超えて、違う世界があるんだなということを知ったような気がした。オリーブも、たくさんもっていたのに、ある時、まとめて廃品回収に出してしまった。オリーブは今もあるのかな。隔週刊から月刊誌になったところまでは知っている。この頃、雑誌といえば週刊文春になってしまった。クウネルとともに発見したその他の雑誌は、「エスクアイヤ」と「考える人」。自分の中に、どんなブームが訪れていたのか、今となってはもうわからない。
_ やっと涼しくなってきた。