_ おなじ100字の文章であっても、密度の濃い薄いがある。米原万里のそれはものすごく濃い。「うちのめされるようなすごい本」を読む。その本の内容が気になるから読むのではなく、米原万里がどう読んだかを知りたくて、読み進めた感じだった。
_ 査証を取りに某所詣で二日目。無事に受けとってから母と待ち合わせて、父方の墓参りなど。大学へ戻るつもりだったのだけど、一日目に目星をつけていたビジネス街の和食店の昼定食を母と取ったところ、一挙に疲れが出てしまい、そのまま帰宅。昼食は、少なくともこの数年、おひるごはんを食べてきたあらゆるお店の中では、どこよりも抜きんでた味であった。しかも良心的な値段。遠いけど、今度帰国したときにまた行きたい。ところで、今までわたしにとってのナンバーワンのお店は、凸凹病院南側にある和食点「十両」。今は夏場だからあまりいかないけど、冬場や春先のおいしい魚があるときはここに通っている。とにかくお造りがおいしい。冬場は、ふぐ料理がおいしい。しかも安い。どうなっているのかと不思議。
さて二日続けて遠出しただけで、こんなに疲れてしまうなんて、今度の出張が不安になってきた。山登りの予定がある。ラクダにでも乗るべきか。