_ 「誰も知らない小さな国」が講談社文庫から新刊として出版された。少し前に復刊ドットコムから来た案内によれば、絶版になっていた全集が復刊されるということであった。わたしはずっと昔、小学生の頃に買ってもらった講談社少年少女文庫版を愛読していた。文字通り、学校から家に帰ると手を洗ってうがいして、腹ばいになって本を広げたものだった。ひんやりとした部屋の空気とふっと物語の世界に入っていく瞬間のテレポーテーションめいた感覚をもう一度味わいたいと思った。佐藤さとるももう80歳を越え、村上勉も60代半ばという。せいたかさんの分身である作者とコロボックルの分身としての挿絵画家というふうに勝手にみたてていたところがあるから、この現実の数字に少し驚きもした。そのうち子どもがコロボックルの物語の虜になるかもしれない。昔読んだ物語と自分の距離がまた近づくのがうれしい。
「誰も知らない小さな国」ですか・・。子供の頃の自分の世界観をつくってたもののひとつです。
娘が読める年齢になるのをいまかいまかと待ってる、そんな本が幾つかあって、そのうちのひとつです。たぶんこのあと、「床下の小人たち」シリーズ」とか、そういうのにはまっていったんだったかなー。
読んであげたい本とか、読んで欲しい本とかありますねえ。
子どもが自分で本を読むようになったら、それはそれで寂しく思ったりするのかなあ、なんてちょっと早いですけど。。
ラギさんとこのお嬢ちゃんはどんな絵本が好きでした?一休さんは「はらぺこあおむし」一辺倒で、家族全員、本文を暗記してしまいました(笑)。また教えてくださいね〜。