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  1. ね (05-07)
  2. pyonpyon21 (05-07)
lost luggages ねぶくろ 書簡
--sleeping bag・g-ism/ist--

07-05-2004 / Friday

_ ホアキン・サウラとレオナルディアン・ミュージック・アカデミー楽団の音楽を聴く。これは素晴らしかった。CDを探してみたのだけど、ヒットしない。むむむ。。今度ヨーロッパへ行くときに探すしかなさそう。きっとローカルなレーベルから出ていたりするのだろうな。

音楽はリュートとか古いタイプのギターとかリコーダーの中心に、ペーパー・オルガンというアコーディオンとパイプ・オルガンが合体したような楽器が奏でる。サウラ氏がレオナルド・ダ・ヴィンチの手稿に残されたわずかな記述を元にして、自作した楽器がそれ。今私が聴いているアルゼンチンの女性詩人アルフォンシーナ・ストルニの詩に、ピアノのアリエル・ラミレスがフォルクローレの音楽を作曲したものに、少しだけ、似ている。のどかで鄙びた、それでいて秘密めいた深い音がする。ガラス越しに差し込む日の光に似た音楽。気怠く、少しだけ甘く、少しだけ寂しい。


07-05-2006 / Sunday

_ レジュメにちょっと手を入れておこうと思ったのが運の尽きやったのね。もうワードは使わない!というか、こんなのいつまでも使っていてはだめだ。頼んでもいないのに勝手に変な記号を文頭につけたり、それを解除したら、レイアウトが全滅させられたり。イルカとかに聞いてもこういうことにはちっとも答えてくれない。作った書類をすぐに一太郎にコピーして、そちらで編集した。一太郎は全国の省庁御用達だからかどうかしらんが、素直だ。エクセルと一太郎とATOKさえあれば、もうそれで十分じゃ。パソコン関係にむっとさせられると、どこに怒りをぶつけてよいかわからなくなる。もっとも、そんなのにいちいち動揺させられるような、わたしの精神がだめなのかもしれない。

_ 実家住まいなんだから、ゆっくり家探しをすればと母。それもそうだなと、考え直す。母としては娘の行く末が不安なのだ。長々と学校に居座り続けて、未だ職も得ず、どうやら結婚しなさそうなので、孫の顔をみることもないだろう、かくなる上は、老夫婦の介護で一生を終わらせるよりかは、さっさと家を出て、一人暮らしをしたほうがよいと考えている模様だ。昨日の公団には住みたいと思うので、もう少しよい物件がでるのを待とうか。

_ パワーブックでビデオの編集をしようとあれこれ試みているのだけど、どうやら、あれですな、アナログ→デジタルの変換機器がいるみたいだな。探してみたら、なんか高い。わたしも贋MacUserになったのだけど、未だ、仕組みがわからない。なんか一冊本を読んだほうがいいと言われているのだけど、どれを読めばいいのかもはやわからないです。画面は断然、きれい。もうThinkPadさんに戻れない。ウィンドウズの画面と比べると、紀元前、紀元後くらいに違うような気がする。とはいえ、大部分のファイルはウィンドウズさんに入っているので、しばらくは両方使いながら、仕事を進める予定。仕事とは?投稿論文書きだ。


07-05-2007 / Monday

_ ひさびさに河原でお弁当を食べていたらば。。またトンビにさらわれてしまった。ひどいよなー。トンビはカラスがもっと街中でおいしいものを食べていていないものだから、河原全体を独裁している。今日わたしが食べていたのは、志津屋のクリームパン。コーヒー牛乳を飲もうと思って、ちょっと体から話したら、後方からかっさらわれてしまった。悔しい。だって、まだ3口しか食べていなかったのだ。悔しいー。

_ アクロバットファイルに文書を書き込むのって、こんなに簡単にできるですな。知らなかった<タイプライター機能。ヘンな編集ソフトとか買わなくてよかったです。今度の出向で、パソコンを買ってあげるから、日本で買ってきたらといわれる。でも日本製って、高い。日本語のソフトって、英語のOSに乗るのかな?それがまずは知りたいっすね。。

_ 凸凹大に長くいすぎるからなのか、自分が対・人的に、「男性化」しているのではないかという恐怖を感じたり。いや、そんなことはないな、それは責任転嫁だな。

これだけこちらが自信を持って説明して、きちんと納得のいくデータを出して、大丈夫だと、目の前ですべての事項をひとつずつ確認しながら処理しているのをしかと見ているはずなのに、なんでそんなに慌てふためくのか。前に見たことや聞いたことを、わすれてしまっているのだろうか。これもわからない。なにひとつたいへんなことを任せてなどいないのに、いつのまにか全部背負い込んでいる。その人がまたパニックになった様子を聞いて、どうしたものかとまた頭を抱える。こういうのが続くと、わたしの不安定さのほうが批判の対象になりそうだな(苦笑)。一人のトリックスターよりも、百倍大勢の村人を大事にするようにしていかないといけないのだろうな。わたし自身が、振り回されすぎだ。だめ。男化しているからなのか、女子の気持ちがわからないのは。いや、それもちがうような気がする。。


07-05-2010 / Friday

_ ハゴロモジャスミンのつぼみ。庭や散歩途中の家の軒先にあるのを眺めつつ、あれこれと思いを馳せる。人見知りをしはじめたカルガモさん、昨日は39度の熱を出し、慌てて大学から家にとんぼ返りをした。小さい子の熱はすぐに下がることもあるから大丈夫と言われたのだけど、38度台後半を行ったり来たりするので、夕方、かかりつけ病院へ向かった。病院の待合室で検温すると少しだけ下がっている。カルガモさんはどういうわけか、安心しきった顔つきで、寝たり起きたり。小一時間ほど待って診察室へ。看護師さんが、「まあ〜、なんとおおきなおめめ!外人さんなのかな〜」という。純和風の顔をしているカルガモさんなのだが、日頃、子どもをたくさん見ている職業の人の目には、そういうふうにみえるのだろうか。人見知りモードに入っていたはずだったのに、先生にも看護師さんにも愛嬌を振りまく。これだけ笑えるということは熱はあるけれど大丈夫だと思います、でもまだ4ヶ月だから本来は免疫があるため、病気には罹らないはず。罹りかけているのかわかりませんが、明日の朝もまだ熱があるようだったら、もう一度、来院してください、と言われた。夜中も高熱が続くかもしれません。が、お母さんがそれに耐えられるか。今はまだ発熱が始まってから数時間です。様子を見るという心構えがあるようならば、そのほうがいいでしょう。

そして今朝、氷枕やら熱冷まし剤の効果か、頭が冷えて気持ちよく眠れた様子。珍しく、夜中の授乳もなかった。機嫌は悪くなかったけれど、すっかりと甘えっ子モードが全開した様子で、わたしが朝ご飯を食べるのも待てない。抱っこしたまま、パンを齧った。朝食後、また一緒に添い寝をして、雨の朝を過ごした。お昼過ぎ、熱はすっかり下がり、いつもの元気なカルガモさんに戻った。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

_ pyonpyon21 [こんばんは。カルガモさんのお熱、引いてなによりでした。 はらはらしながら読ませていただきましたが、   >>朝食後、..]

_  [pyonpyon21さん、こんばんは、お見舞いありがとうございます。 はじめてのことで、わたしもちょっとびっくりして..]


07-05-2014 / Wednesday

_ 日本の大学時代からこちらで断続的に調査をするようになって、初めて日本人会というものに所属するようになった。それまで長くコミットしていた場所にも、戦前からの日本人会があって、そちらのほうがずっといわゆる日本人会らしさを呈していたのではないかと思う。例えば、メンバーのほとんどが日本あるいは日系・現地企業等に所属する男性であるとか、その次に多いのが外務省および援助関係の人々であるとかである。今、住んでいる場所は、教育機関が多いことや伝統文化関連の施設が集中していることもあって、広義の学生が多い。現役の日本の大学生で、短期留学や交換留学で滞在中という人が圧倒的に多い。さらには、会社を辞めて留学しているという人や、学生留学で渡航して以来ずっと当地に住み続けるようになったという人が続く。当地に進出している日本企業がひとつかふたつしかないこともあって、いわゆる大人の社会人は、極めて少ない。その代わり、学生でもない、企業人でもないという日本人が圧倒的多数を占める。

_ 会員とか在留邦人の多様性自体は、全く構わないのである。ただ、「それはどうだろうか・・」と思う行動を取る人に接すると、少し複雑な気持ちになる。基本的には見ざる・言わざる・聞かざるという態度を取っているのだから、無視しているのだが、会社に所属する人が多数派であれば、こういったことは起こらないのだろうかと、一人悩ましく考えることがしばしばある。

さらに悩ましいのは、そういう他人のよろしくない行動について、詳細を知らないのにも関わらず、あちらこちらで悪口めいた批判を口にする人たちの存在だ。距離を置くように心がけているうちに、いつの間にか、わたしの周りには日本人がほとんどいなくなってしまった。みんながそういう風評を流す人ではないのだが、日本人そのものと付き合いをするのが、面倒になった結果である。今では日本人会でも、ユーレイ会員として所属するようになった。もし子どもがいなければ、もっと早くに退会していたと思う。しかし子どもがいるからといって、子ども中心の活動が定期的に開催されるわけでもないから、日本人会に所属するメリットというのは、実のところほとんどない。ぐいぐいと会を引っ張っていく人がいるわけでもない。邦人安全情報に関しては、大使館に在留届を提出しているので、滞りなく、情報は入手できている。現地の安全情報に関しては、夫をはじめ、近所の人や同僚からの情報の方が圧倒的に早い。ただし、情報の信頼性については疑わしいことが多いのだが。

_ 海外で、ある程度まとまった人数の日本人がいると、それはそれで、またいろいろたいへんなのだった。世の中、本当に次から次へと、いろいろなことがずっと続いているのだなあと、感慨深い。先日、入国管理事務所で、驚くべき事態に遭遇して以来、日本人というのは、すごいな…と、ずっとショックを受けている。


07-05-2015 / Thursday

_ 当然、連休というのはないわけで、ずっと普通の日常だった。最近はできるだけ、こちらにあるもので、なんでも料理をするようにしている。当地のお料理も、ざっと香辛料や手順を聞いて、あとは舌の記憶やらを最大限駆使して、作っている。最近、一番美味しく出来たのは、川魚で作るカレースープ。ナマズに似たサカナで、適度に脂が乗っていて、蒸し料理やスープ仕立ての料理が有名。とても美味しいというだけではなく、とても安い。天ぷらふうに揚げるのも美味しいが、わたしは蒸し料理が好きだ。しかし、蒸すためにはとても大量の香草や香辛料がいる。香辛料はなんとかなっても、香草類は市場に出かけて揃えなければならないということもあって、家ではスープをよく作る。カレーを作るときのスパイスを全部3分の一くらいの量にして、すっきりと作るとおいしい。5月の初頭、そのつもりで魚コーナーに行くと、ものすごく新鮮で大きなサワラが入っていた。それで予定を変更して、一匹購入。内臓だけ出してもらって、丸のまま持って帰った。いえで2枚に下ろして多めに塩を振って、ほんの少しだけ天日干し。それから焼いた。この魚のおいしかったこと。また内臓に卵があったのを、持って帰ってきたのだが、これも塩をもっと多めに振って、たらこ風にしてみた。おいしい!魚はやっぱりおいしいなあと、仕事のしんどいこともしばし忘れて元気に5月を迎えたのであった。


07-05-2018 / Monday

_ うわっ!こんなに長い間、日記を書いていなかったのか。。

先先月末に当地に赴任。親子でよたよたと到着した次の日からずっと仕事をしています。途中、院生時代に同室だった留学生の仲良しさんと一度会って食事をしたのと、別の知人から紹介されて、当地の学校情報を教えていただいた方とお会いした2日をのぞき、ずっと仕事をしています(笑)。どういうこっちゃということくらいに忙しくて、今日は珍しく、平日に休みが取れたので、こうして家でおとなしくしています。もう動けないくらいに疲れています。子どもはまだ学校から帰ってきていません。何がそんなに忙しいのか?それはきっと、海外においても日本的超アナクロな教務を執る部局にいるからなのだろうと思います。なにしろ前例とか慣例とかをもっと合理的効率的に変更するような発想をまったくもてないようなところである。それでいいのかと、思いたくなるのだけど、思ってはいけない。省庁の方々は、ぜったいにそういうことを考えたりしないのだと思います。それ以外の生活では、まだ生活立ち上げが完了していないこともあって、完全に自転車操業をしている。子どもの学校はお弁当を持っていかねばならぬため、毎朝、せっせと作っている。たいへんですけれど、子どもにはたくさんの負担を強いていることもあるので、なんとか今のところはがんばっている。季節もはっきりしない土地柄、暑いのかそうでないのか、晴れなのか雨が降るのか、いずれも全然はっきりしない場所というのは初めてである。本当に不思議な場所である。でも、新しい生活がなんとか始まったわけです。体を壊さないよう、それだけを考えていきたいと思っています。


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