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lost luggages ねぶくろ 書簡
--sleeping bag・g-ism/ist--

14-11-2003 / Friday

_ 中村一義が「魔法を信じるかい?」って歌っていたのは、もうどれくらい前のことなのだろう?10年にはなってないと思うのだけど、たぶん、今の私は信じるだろうなと思う。信じないと。

_ 今週末までにめどをつけて来週から図表修正に入りたい。もう勢いだけで早く校正を終わらせたいものです。自由になりたいと思うときに、魔法を信じる信じないなんて関係ないのかもしれない。でも、モチベーションにはなるかもしれない。がんばらないと。

_ 独法化後の学費値上げが大学単位ではなくて、学部単位というのはある意味、当然な流れなのかもしれないなと思う。しかしそうなると、うちみたいに学振に採用されると授業料免除の対象となる規定(なのか?)があるところは、これをまず修正しないと学部間というか大学院間ですごく不平等なことになりそう。今でもそうなのに。どうなるのだろうかと少し、気になる。もう授業料は払わなくてもよいのだけど、私も授業料免除にならなかった修士の頃は、アルバイトの間に勉強していたようなものなので、他人事じゃないなと思う。というか、そういうときの方がストイックに勉強していたような気もして、あの頃の勢いを取り戻さないと。

_ ラブレターを書くように論文(とか助成金の申請書)を書きなさいとは、よくいわれることなので、ちょっと練習してみた。まず、ラブレターのほうを。


14-11-2006 / Tuesday

_ 後輩某くんと清遊。弟タイプというか、実際にお姉さんがいるという人なので、虐められるのも甘えるのも上手。あほなはなしを山ほどして、憂さを晴らす。酔っぱらったときの介抱係りとしても優秀なのだけど、この数年、ずっと距離を置いていた。なぜだったのかもう理由をわすれてしまったから、また遊ぶようになったのかな。彼女の話などいやがるのを無理に聞き出す。

_ 朝、追加書類を提出に行ってきた。無事に差し替え。心証悪いっすね。帰りにヴェトナム料理屋さんでフォー。ベトナムに行きたい病がまたはじまる。

前からばたばたしていたのだけど、おとといと昨日のばたばたが結構、こたえたみたいで、集中力が切れた。お疲れやすみをしたい。


14-11-2010 / Sunday

_ 実は故あって久々に大学。しかも誰にも会わないようにと、休日に来ちゃったりなんかしているわけです(笑)。苗字は違うのだけれど名前が同じ人がいて、その人宛ての化粧品やらがなぜかわたしのメールボックスに入っていたりして困った。

_ 書き物とか提出物とかを一挙に整理。電車の中では山田詠美と河野多恵子の対談集を読んだ。わたしはある年齢に達するまでは、同世代の友人たちよりも比較的多くの本を読んでいたかもしれない。しかしある年齢以降は、一挙にペースが落ちた。最新の出版事情はとんと疎く、国内の小説や出版物はもとより、海外の小説になると映画化されたようなものであればやっと本屋などで、ああ、これはなんか聞いたことがあるにゃあ、と思う程度である。あとは前から知っているような作家、ジョン・アーヴィングとかエイミイ・タンとかカズオ・イシグロとか、やはり小説が映画化されたような作家くらいしかわからず、海外で書店を訪れても、なにがなんだかわからなくて、ジャケット買いよろしく表紙の絵や写真や装丁なんかで衝動買いする程度である。昔はたくさん読んでいたといっても、あるひとつの小説について、延々と語られるほど読み込んだ本はそれほど多くない。山田詠美と河野多恵子の対談を読んでいても、感心するのは、「よくもこれだけ深く読み込んでいることよなあ」ということばかりであった。しかし深く読み込むことができるが故に、小説家になられたということなのかもしれない。そんなふうに読みながら、秋も深まった研究室の扉をこっそりと開けて、こそこそと作業をしているのである。


14-11-2013 / Thursday

_ アパートの部屋の引越しが終わり、ようよう荷解きも完了したと思ったら、今度は大学の部屋の引越しがある。今は、日本語学科の教職員が全員ひとつの部屋に集まっている。小学校や中学校の職員室のイメージで、机がコの字型に並んでいる。それぞれの机の前には、卒論指導用の椅子がおいてある。この部屋の構えがきらいな人はきらいだろうけれど、わたしは意外なことに、きらいではない。それが、文学部の教員はこれから全員一人一部屋というお達しがあったとのことで、今、すべての学科が民族大移動をしている。わたしも一部屋もらえるという話である。それでこの2週間はずっと落ち着かない生活をしていた。その2週間の間に中間試験もあって、睡眠時間も全然足りなかったし、家も大学もざわざわして全然落ち着かなかった。明日、新しい個人研究室へ引越しですよと、2週間前からずっと毎日毎日、お触れがあって、いつでも荷物が出せるようにとずっと荷物はダンボールに詰めっぱなしだったのである。で、明日かあさってにいよいよ引越しという最後?の通知が、今朝、出された。しかし、現時点で、移動先とされる部屋の壁はまだぶち抜かれていて、エアコンも取り外されていて、天井の照明でさえ、保護用のビニルがかけられている。でもきっとなんとかなるのだろうなあ。そういう国だから。不思議なことであるけれど、なにもかも最後にはつじつまがあうようになっている。なにもかもなぞだけど。


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