_ 『愛のゆくえ』は確か二冊持っていたはずなのだけど、見つからず。そういうときに限って読み返したくなる。『デザインのデザイン』と『物は言いよう』買う。斎藤美奈子よりも中野翠と金井美恵子のほうが実は好み。斎藤美奈子は気っ風はよいのだが、後者に比べて生活感というか所帯じみたところがないのが惜しい。下世話な話をおもしろおかしく書いている風情でいて、インテリジェンスのようなものが滲みすぎているところが惜しい。後者に私が感じる生活感とか所帯じみたところも、実は私の勝手な思い込みの虚構なのだが。原研哉の本は、なぜか買ってしまった。
_ 日増しに寒くなってくる。
今日も河原でお昼を食べようと思ったら、多分、今、私に会いたくないだろうと思っているであろう人物がいるのを見かけてしまったので、研究室に戻り、先生とご飯。こないだの出張で食べたおいしいものの話をあれこれとする。それから身の振り方の話をあれこれ。いろいろ。
出張前の大仕事①はとりあえず片づいたが、あとの大仕事②〜nは、結局、どれも中途半端なまま。それでもぎりぎりまで働くのみ。空調がほとんど効いてない部屋にいると、顔がほてってくる。指先は冷たい。典型的な冷え性人間となる。
_ 年とともに、45リットルのザックを背負うのがやっぱりしんどくなってきた。新しいスーツケースを買おうかなとちらっと思っている。どうしよっかなー。ザックは両手が空くので便利なんだけど、不便もまた多い。その中間的な背負えてころころ引けるスーツケースもどきを買ったのだけど、これはまさに旅行用。滞在型には、時として金庫代わりにもなるハードなスーツケースがよい。
あとザックはどうもチェックインラゲッジとしては、扱いが最底辺になるらしく、信じられないくらい汚れて出てくることが多い。それもいやなんですよね。よい服を着て、よいカバンを持って、チェックインすると、頼まなくても窓際のよい席に案内してくれる。ま、エコノミーに座るのだから、別にどこでも一緒なんだけど。
査証も取れたので、あとは荷造りと某準備のみ。