_ ひょんなことから、近衛ロンドの同窓会。わたしは最後の5回ほどを友だちにくっついてのぞいただけだったが、ものすごく荘厳なサロンな雰囲気があった。今でも覚えているけれど、わたしの隣にはそれからまもなく不治の病でお亡くなりになることになるT先生がお座りになった回があった。そのとき、わたしは先生のご病気を存じ上げていなかったのだが、知らない人が見ても、一目で体が辛いに違いないとわかるほどであった。あとはいかにも荘厳な先生たちばかりで、どなたがどなたやら、もう覚えていない。楽友会館の1階の、すんばらしい椅子の置いてある鹿鳴館みたいな部屋(だったやうな。。)。
同窓会といっても、もちろんほとんど存じ上げない先生たちばかり。かつてはいかにアフリカへ行くのがたいへんだったかという話を拝聴する。某M先生も仰っていらしたし、先生の娘さんも指摘されていたことであるが、気軽におしゃべりにいけるサロンのような研究室を構えておられる先生というのもまた、激減したなあという話、深く同意。米山先生の研究、いちどちゃんと通読したいなと思った。あと、ひさびさに怖い怖い、某先輩にお会いする。怖くて逃げた。
_ 暑い最中、久々に川岸でお弁当を遣い、とんびに襲撃された。とんびは害鳥。わたしだって、朝三時半とかに起きて、非常勤生活をしているのだから(これは準備がへたくそだからなのだが)、とんびだって、人間に頼らない生活を送るすべを探してみてはどうなのか。ない人から奪ってもだめ。ある人のところから取るくらいの気迫がないと、鳥としていずれ存続の危機に瀕するのではなかろうか。人を襲う鳥はカラスだけでたくさん。