_ 行きつけの蕎麦屋へ。昼間の蕎麦屋は和む。実は、ひとりで入ったのは初めて。いつも例外なく、誰かと一緒だったからなのか、お品書きを持ってきてくれたおばちゃんが、こんにちはと、声を掛けてくれた。このお店は吉本新喜劇に出てきそうな風情のお店なので、一人で入るのは勇気がいる(なにかギャグを言わないといけないのではないかとか、だれかのギャグに対して、きちんと反応=椅子から落ちるとかしないといけないという圧迫感)ように思っていたのだが、なんのことはない、近所のおばちゃん連中が、密談をしにくる類のお店。付近の不動産やかなにかの制服・眼鏡・ヘップ履き女子もスポーツ新聞などを読みながら、カレーうどんを食べていたりする。わたしはざるそばを頼む。おいしい。のんびりと笑っていいともなどをみながら、相席の曰くありげな夫婦連れが前に座ったのをしおに、お勘定をして店を出た。
郵便局で未来少年コナン切手を買おうとして、大きな財布を忘れたことを気づく。蕎麦屋の勘定は、小銭財布でしたので、全然、気がつかなかったのだ。こんなときのためのへそくりを、いつもキーケースにしまっている。一万円札だけど、まあええわと思って探したら、これも忘れていた。しょぼしょぼと歩いて帰る。
研究会で失敗。今更おそいが、死にたくなる。