_ 夫になった人は某国暦では二月生まれ。なので如月さんと呼んでいる。グレゴリオ暦だと五月生まれだ。
如月さんが昨日は心配して、二時間おきに電話をくれる。夜は久々に長話。電話代は大丈夫なのかと心配だが、とにかくどういう仕組みなのか、15分話しても100円くらい。日本はもう桜が咲いているよと話すと、急に笑い出す。昔、ぼくが「日本の桜を家に植えたい」と言ったら、きみは即座に却下したね、「ここでは桜は育たん!」と。しかしあれは、「ぼくの奥さんになって欲しい」という意味だったんだよ。大体、女の人に花をくれというのは、ここでは結婚しようという意味なんだぜ、きみ、誰にもきかなかったのかい、などという。桜を植えたいと言われたことは覚えているけど、「この気候は桜には適当ではありません」と答えたのだろう。結婚する一年くらい前の話。付き合ってもいないのだから、そんな意味を解釈できるはずもない。
うわー。ものすごくすてきなエピソードですねえ。
思わず過去に某国某地域でそんな風にいわれたことはなかったか、とはたと考えこみましたが、、、どうもまったくなかったようで。残念。
夫婦って、共通の歴史によって支えられるんだなあ、ってよく思います(けんかしたときなんてとくに、ね)。
なるほど、共通の歴史ですね。大事かも。
どうも如月さんによるとわたしはたいへん鈍感みたいで、あのときあーだったね、こーだったねと覚えているのは彼のほうで、わたしの答えはいつも「そやったっけ…」なんだそうです。。まずいかな、はは。。