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lost luggages ねぶくろ 書簡
--sleeping bag・g-ism/ist--

24-12-2009 / Thursday [長年日記]

_ お昼、もう明日が産前休暇前最後の大学の日ということもあるし、母と子のクリスマスでもしようかと思い、近所の偽イタリアンへ。おいしいランチを一人で食す。ミジンコさんをときどきおなかの上から撫でながら、おいしいかい?と尋ねてみるが、返事はなし。

夜、高島屋の地下へ。わたしが着いたときは、まだほんの少しだけ余裕があったのだけど、どれにしようかな〜と、ひととおり徘徊したほんの10分くらいの間で、ケーキ屋界隈はとんでもないことになっていた。主要な洋菓子やには「最後尾」というプラカードを持った店員さんが立っている。洋風お総菜やさん界隈も、えらいことになっている。そしてほとんどすべてのものがここぞとばかりにクリスマス価格になっていた。なので、すっかり気がそがれてしまい、いつもよりはちょっと贅沢なお寿司を買って、気持ちだけと思って、安い鶏肉照り焼きセットを買い、シュトーレンの小さいのを二種類買って終わりにした。十分、重かったです(笑)。

家に帰ったと同時に如月さんから電話。日本の滞在期間は如何ほどかという問い合わせが総領事館からあったそうだ。当初は1ヶ月という予定であったが、2ヶ月有効のチケットしか取れなかったため、査証申請書に少々、齟齬が出てしまったとのこと。それで確認があったようだ。ついでに日本に持ってきてもらうものとかどんな荷物を用意するかなどを連絡。畑で取れたトウガラシを持ってきたいなどという。果物とか生ものは、持って来ちゃいかんよという。あとはミジンコさんのためのちょっとしたものなども頼んだりした。やっぱりお父ちゃんが来るのは、わたしもうれしい。

_ クリスマス前日島。某国でもクリスマス・ディナーやら新年ディナーやら、バレンタインとかホワイトデーなどが世間を賑わすようになりつつある。まだまだ日本やら河童国には及ばないけれど、教会のミサなどはやはりものすごく見応えがある。土着宗教とキリスト教のシンクレティックな雰囲気は、なにかのパロディかとも思われるくらいに、演出がすごい。荘厳ではあるのだが、ペンテ***派の教会の礼拝やら教会の飾り付けを見るのと同じくらい、西欧の教会でのクリスマスとはまったく異なる様相を呈している。同じ宗教だとは思われない。それはちょうど、仏教徒を自称する日本人が、日本以外のアジアやらヨーロッパやらで仏教寺院を目にしたときに覚える衝撃と似ているかもしれない。

わたしは若いときも今も、クリスマスといえば、女ともだちと適当にケーキを食べたりご飯を食べたりする程度で、恋人がいるときもいないときも、なにか特別な行事を敢行したという記憶がない。忘れているだけなのか、忘れるに値するようなできごとでしかなかったのだろうか。それすらも思い出せないけど、自分にとっては年々、クリスマスやらお正月が地味になってきているかなとは感じる。子どもの頃、お正月と言えば、手作りの凧を揚げるのが楽しみだった。あの頃は、子供会やらでしょっちゅう、奴凧作り教室などが開かれていて、わたしもたこ揚げが大好きだった。たこ糸を繰り出して、よしっとおなかに力をいれて走り出し、凧が風を捕まえて空に揚がっていく瞬間の、凧と風とたこ糸の均衡の手応え。お正月と言えば、カルタやら百人一首、双六、たこ揚げ、みかん箱、するめ、棒鱈というのが子ども時代の記憶。お年玉はうれしかったけど、親戚一同の申し合わせがあったのか、ほとんど同年代のイトコ同士の間では、中身は千円だった。ときどき、1万円札を入れてくれる人がいたけれど、それらはすべて親が預かり、どこに行ってしまったかは、今日に至るまで不明であったりします(笑)。

ミジンコさんはこれから、日本の行事、某国の行事、世界の行事をたくさん経験して大人になっていくのだろう。大人になってからのことは自分の責任だけど、子どものうちは、楽しい思い出をたくさん作ってあげたい。わたしも如月さんも、相当な年齢なので、いつまでミジンコさんの成長を見届けることができるかはわからない。今の世の中、楽しい子ども時代といっても、実に多様で、なにが子どもにとってよいのかは自分の時代だけを比較して語ることもできないのかもしれない。でも、ミジンコさんと一緒に川で遊んだり山を歩いたり如月さんと一緒に畑仕事をしたりすることをとても楽しみに待っている。今日からもう正産期に入ったので、ミジンコさんはもういつ出てきてもよいそうだ。といっても逆子なのでねえ(笑)。さて、ミジンコさんはどうされる予定なのでしょうか。


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