_ 某日。よく晴れた日で、カルガモさんを抱っこ紐に入れて大学へ。前日に乳母車が届いていたのだが、カルガモさんはこれに乗るのがあまり好きでないようだったのと、衝撃バッドがまだ届いていなかったのとで、乗らなかったのである。カルガモさんは大学に着くまでずっと眠っていた。大学についてしばらくは、空いている机の上に簡易ベッドを設えて、寝かせておいた。いろいろしているうちに目が覚めて、泣いたりぐずったりし始める。あやしたりすかしたりしながら右往左往。ミルクを飲ませたり、空いている部屋で母乳をやったりして、なんとか用事は済ませた。帰宅する前に用事で立ち寄ったえらい先生の部屋の立派な机の上を借りて、おむつを替えたりもしてしまった。桜吹雪が舞い散る中を歩きながら駅へ向かう。
某日。お宮参りのためわら天神さんへ。本殿で祝詞をあげてもらっている最中に、カルガモさん泣く。続いて平野神社。寝覚め桜がきれい。北野天満宮でおべんとうを食べて、粟餅を買って帰宅。この頃、やたらとおしゃべりするようになったカルガモさんは、家に着いてからなにやら興奮気味に、ずっと赤ちゃん語で何かを話していた。こちらが適当な態度を取ると、泣いて抗議する。こちらも赤ちゃん語で、カルガモさんと話す。
そんな毎日をスカイプのSMSで、如月さんに報告している。腕の状態はあまりよくなっていないというのが、やはり気がかり。