_ ちっちゃな同窓会だったけれど、参加者それぞれに印象的なひと時だったという記憶を残したようで、思いがけず、感想やお礼を交換するような状態が続いている。十人十色とはいうけれど、誰一人として、似たような人生を歩んでいる人がいないということもまた特筆されるかも。既婚者は全員国際結婚経験者という共通項は、それ以外になんの意味を持たないということ、まだ結婚していない人たちも、別にコンカツに忙しいわけでもなく、それぞれの親世代も要介護であったり病気がちであったりということはあっても、みなほんとうにそれぞれの道を進んでいた。ゆったりとした時間を共有することで、ほんのひと時ではあったけれど、よい思い出になった。集まった人がみんな子どもをかわいがってくれて、好きになってくれたことが、わたしには一番うれしかった。耳が聞こえていても聞こえていなくても、発達障害があってもなくても、この人たちはたぶん、お母さんに何かあったときには、あんたのことを心配してくれる人たちだよ、と話した。子どもは昨日もまだご機嫌な様子で、いつも以上に明るい顔をして、足元にまとわりついて離れなかった。また、お外に行こう。