_ もう7月なんだなあ。。怒濤の勢いで、図書館で借りてきた推理小説やらミステリーやらを読みあさっている。もう何がなんだかわからなくなってきている。あれだけ読むのを避けていたリンカーン・ライムのシリーズも全部読んでしまった。それどころがディーバーのものは、ほとんど全部読んでしまった。P.D.ジェイムズのものも。先日はわずかな時間しかなかったというのに、わざわざ図書館へ出かけて「シューマンの指」(奥泉光)を秒速で読んだ。これはシューマンを聴きながら読むべきだったのに。。でも、なんとなく、謎解きは途中からできていたような気がする。推理小説を読むと余計なことを考えなくてよいからほっとする。逆説的だけど、話がややこしければややこしいほど、二段組みのちっこい活字で、ボリュームがあればあるほどうれしい。静かに、静かに寝転がって本を読む至福を味わっているというよりは、明らかに真剣勝負の現実逃避をしているだけなのだが。