_ お昼ご飯食べすぎた。
同室の人びとが全員出払っているので、KBPを誘って生協に行こうとしたらパソコンが起動しないという留学生に呼び止められ、カスタマーセンターに電話したりなんだかんだでたどり着くとすでに満席。歩いて、ラーメン屋へ。お昼にラーメンを食べるというのは、実は長い学生生活の中で初めてでした♪生協でラーメンを食べたことも、覚えている限りでは4回くらい。今日は正真正銘のラーメン屋さん。ラーメン屋ではお話しながら食べてはいけないという不文律があるのかしら?一所懸命話しかけているのに、ラーメンを食べるのに必死なのかうるさいなあと思われているのか、あまり相手にしてもらえませんでした。スパゲティ屋ではみんなおしゃべりしながら食べるのになあ。やっぱり麺が伸びるからなのか。おいしいのかそうでないのか味がわからなかったので、KBPに質問したところ、彼も「わからん」とのことであった。なぜに?400円は安いような気がしました。
_ 昼ご飯にラーメンを食べていたら、大雨でお店に閉じ込められる。どのくらいの大雨かというと、小さい子供が雨樋の割れ目から流れ落ちる雨でシャンプーをしていたくらいの勢いと量。
_ 近所の家の裏口の物置に、ねこの兄弟がいる。五つ子で、全員がお腹まできれいな縞模様の入っているキジトラねこである。やっとひとりであちこち歩きまわれるようになったくらいの大きさ。まだようやく1ヶ月くらい。もうかわいいのかわいくないのって。おばさんが残ったご飯にスープをかけたのをお皿に盛ると、もう人形かなにかみたいにかわいらしい声でみーみーと鳴く。フィルム、一本、使い切ってしまった。あとから、「なにをしていたのだ・・」と、正気を取り戻す。真剣に、一匹、連れて帰ることを検討したが、兄弟一緒がいいと思い直す。
人間の子どももまたほんとにかわいい。やっと一人で伝い歩きができるようになった子どもがいる家によく行くので、自然になつくようになった。この子の上の兄弟もまた、私によくなついていた。その上の子は、今回、ずっと一緒に調査に同行してくれた。夕方になると、末っ子の幼児をいつもだっこして近所を歩いた。遠くから私を見つけると、「ねこを見に行きたい」とか「牛を見に行きたいとか」、単語と表情でみーみーと話す。「あんまりかわいがると、おまえが帰ったあとに探して泣くよ」と言われたが、確かに、この子がいない生活はさみしいだろうなあ。teletubbiesのPoにとても似ている。外国の子どもに比べると、日本の赤ちゃんは、大きすぎるのではないだろうか。
久しぶりにぜいたくをしようと思って、ひとりで夕食代わりにキャッサバ・チップスを食べてみた。気持ち悪くなった。まあいろいろと。
_ 雪見 [猫の写真を見たいですねー!]
_ 本当はもっと子どもと遊びたいのだが、日々の生活に追われてしまっていて、子どもが可愛そうになってきている。先日の出張で、『本格小説』を文庫本で購入した。ハードカバーは、子どもが生まれた翌年に蔵書一掃したとき、手放してしまっている。今回、再読中なのだが、そのなかで三枝三姉妹の真ん中の夏絵の行動を読んで、さらに反省している。夏絵と違って、子どもをかわいいと思っているし(夏絵もそうなのだろうが)、子どもの事故を見聞きするにつけ、うちの子だけは、平和に元気に育ってほしいと願うのである。しかし実際には生活とか仕事にかこつけて、やはり少し、かわいそうなくらいにほったらかしにしているのではあいかとも思うのだ。子どもはもう5歳になった。それなのに、まだひらがなもカタカナも読み書きできないし、数字だって覚束ない。小学生になってからでも大丈夫だよ、などと日本の友人たちに言われていたとはいえ、先日、こちらの幼児教育の実際を見聞きして、今、自分の子どもへのまなざしがいかにいい加減なものであったかを痛感しているのである。
こちらでは、小学校へ入る前に数字が数えられて、もちろん書けて、アルファベットで自分の名前が書けるのが当たり前なのだそうだ。またそうでないと、小学校に入学申し込みができないのだそうだ。小学校は公立でも私立でも申込制である。締め切りのあとに、入学者が発表されるのだそうだ。学区というものは存在しない。だから、評判のいい教育熱心な学校に入れようと思えば、親は半年以上前に子連れで学校を訪問し、アピールしないといけないのだそうだ。順番で受け付けるとはいえ、実際には誕生日の早い順に入学が許可されるとのこと。そういう背景があるからなのか、こちらでは学校暦の早い月に生まれる子どもが多いとかいう話も初めてきいた。そういえば、子どもの保育園時代から、誕生会は特定の月にものすごく集中していた。うちの子どもは1月生まれなので、絶対的に不利なのだそうだ。なので、希望の学校に入れない可能性が高いとのこと。日本の感覚で考えると、なんじゃそりゃ?という話である。じゃあ、なんのための申し込みなのか。いっその事、何月生まれから何月生まれの子どもだけ受け付けます、とか態度を明らかにすればいいのに。
未だに、数字が覚えられなくて、アルファベットも、pとbしか覚えられないこども。親がもっとしっかりと子どもに接して教えなければいけないということであろう。そういう時間をあまりとれていなかったし、勉強はその時がきたら、自然にできるようになるものと考えていたからでもあり、親になっても、自分のことだけで一所懸命過ぎたのだなあと、今更反省仕様もないけれど、反省しているところである。こちらへ来た当初に比べると、子どもと人間らしい話ができるようになったこともあるし、ずっと子どもと話時間も増えたし、できるだけいつも子ども中心の生活を送っているつもりではあった。それでもまだまだ足りないのだろう。今、気がついたということはラッキーだった、まだまだやり直しが効くと思って、もっともっと子どもと遊ぼう。あっというまに子どもはわたしから飛び立っていくはずだ。そうであって欲しいとも思っている。バイクを買って、効率的に時間が使えるようになり、タクシーの運転すと不毛な言い争いをしなくてもよくなってみると、随分と客観的に生活を振り返る余裕ができたということなのだろうか。
_ お正月以降、いろいろな夢を見た。
ある日。白っぽい、テレビのスタジオのようなところで見学をしている(何を、かはわからない)。すると、画面右方から火だるまに覆われた人が左側に移動していく。どよめきはない。怖くもなかった。
_ ある日。車の後部座席に乗っている。運転しているのは、学生時代にしていた博物館のアルバイト先の人。車に乗っていると、結構、交通事故を見る。でも淡々とどこかへ向かう。
_ なんだか不思議な夢を続けて見たものだ。
_ ムラサキ [新コーナー、今後も楽しみです。そういえば、喋ると叱られるラーメン屋ってのもありますよね。頑固オヤジ系のとこ。考えてみ..]
_ 寝 [こんにちは、ムラサキさん! 新コーナー、いつまで続くかわかりませんけど(笑)。気を抜くと毎日同じ服を着ているのでいけ..]