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  1. ぜぶら (06-02)
  2. ね (06-02)
  3. ラギ@夢想癖あり (06-02)
lost luggages ねぶくろ 書簡
--sleeping bag・g-ism/ist--

02-06-2004 / Wednesday

_ ひょんなきっかけから「マンハッタン・ラブ・ストーリー」の最後の方の何回かを見ることがあった。その前からそうは思ってはいたのだけど、ミッチー(及川光博)って、かっこいいなー。改めて思った。割とツボにはまっている。なので、「キューティー・ハニー」は見に行きたいような気がする。

_ タスク、多し。できるかな。

_ 何度か書いたと思うけど、小学生の時は、物語の国に住んでいたようなもので、気の合う友だち(男の子もいたりした)と一緒に、サミアド(砂の妖精)を探しに行ったり、地底探険ごっこをしたり、ロビンソン・クルーソーごっこをして遊んでいたものだった。もちろん、現実と物語の境界を意識していたのだと思う。だから、「ごっこ」だったのだと思う。学年が上の男の子にいけずをされたことはあったが、それは「自転車をこぐのが遅い」とか「走るのが遅い」とか、そんなのが理由だった。かといって、じゃまにされたわけたでもなく、待ってくれていることを知っていたので、涙ぐみながらも、必死でペダルをこいだものだ。今でも駅で当時のいじめっ子の男の子だったおじさんに会うが、ま、しらんぷりしている。お互い。

アンじゃないけど、想像力って必要だなと思う。ぼかして書いているからわかりづらいと思うけど、小学校上級生の女の子は、子どもじゃないし大人じゃないし、自分でも自分が誰がわからないような時期だと思う。だんだんとその境界の時期が若くなってきているのに、周りの大人が気付くのが遅れているということもあるだろうなと思う。子どもだ、子どもだと思って、子どもを見る目線を変えてもいいんじゃないかと思ったりした。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

_ ラギ@夢想癖あり [そういや「趣味:想像すること」でしたよー。足長おじさんのジュディが、いっつも夢想してて。「それって普通だよな」、なん..]

_  [今月、私、あるティーパーティーで、なんと「アリス」の役をするのですな。実は楽しみにしていたりします。 大人になっても..]


02-06-2006 / Friday

_ 忘れていたけど、昨日、辞令もらった。はっきりいって、研究室ないわ、自分用の電話ないわ、コピーカードないわ、パソコンだって、あいているLANがないとかを言い訳にされた。なにもかもいい加減で、どうやって毎日仕事しに来い!って言えるのかその心がわからない。その程度の扱いだからか、ストーカー?みたいな人につきまとわれていることを誰に相談しても相手にしてくれない。結婚して子供のいる女性には支援策を打ち出した大学らしいが、独身でただの日雇い研究者の扱いは旧態依然以下。

大学関連のサイトで、かれこれ5ヶ月ほどへんな人につきまとわれている。これ、ストーカーなんだろうか?すごく怖い。どこに相談すればよいのかわからないし、そもそもかなり思い込みの深いタイプの人のようで、下手に動いて、たいへんなことになったら、どうしようと思って、今、動けない。怖い。どうしたらええんでしょうか。昨日きたメールからは、完全なため口になっていて、「いますぐ行くよ」ということが書かれていた。わたし自身思いつくいくつかの窓口に、相談してしまってよいものかどうか。上司とか同僚とかに話したが、取り合ってくれなかったため、とりあえず今、怖がっているだけしかできない。カウンセリングセンター?

本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

_ ぜぶら [虎穴はなるほど、中も険しいですね・・・雑務及び非常勤の私でもコピーは使えたのに・・・ひどすぎ。 ところでそのストー..]


02-06-2009 / Tuesday

_ 5月上旬に引っ越しの予定であった。それまで住んでいた家の契約終了を機に、少し南側の住宅地に引っ越すことを決めて、新聞の賃貸住宅情報をこまめにチェックしてようようこれなら住めるかという物件を決めた。翌日、如月さんだけが新居を訪れて、電球を取り付けたり軽く掃除をしたところ、隣に住む大家さんがやってきた。世間話をしているうちに、大家さんの身の上話となった。語るところによると、夫人と子どもふたりは現在別居中。家族は大家さんが早く亡くなれば、現在の地所を売って財産とすることができるため、あれやこれやの手を使って、大家さんの命を奪おうとしているのだとか。学園都市の中のこれまたひじょうに有名な私立学校の名前が付けられた高級ではないが十分にスノッブな学園街。なんと物騒な話であることよと、夫を促して話を聞いたらば。。たとえば二ヶ月前のある日、大家さんはある日突然、鉄砲で撃たれたのだとか。幸い、一命を取り留め、ようやく回復して歩いていたある日、ヤシノキなどまったく生えていないところで、突然、頭上にヤシノミが降ってきたとか。夜毎、得体のしれない気持ちの悪さが襲ってきて眠れないだとか。。前の店子がなぜ引っ越したのかを聞いてみると、店子の二十代の息子が夜毎、家の前で怪しい騒ぎを起こすのだとか。。

手付け金を払ってあったのと、わたしが気に入って決めた家だったから、なんとかいろいろポジティブな考え方をして、この家に引っ越そうと思っていたのだが、決定打がきた。大家の甥と称する男がある日、家にやってきた。小一時間も、どうでもよい話とか手付け金をもっと増やさないと、別の店子に貸してしまうおそれがあるだの話していき、最後には当時住んでいた家には、「悪霊がすみついている」だの話して帰って行った。曰く、この家にわたしが問題なく住めるのは、わたしに霊感がないからだとか。。普通の某国人ならば、いやがってこんなところには住まないなどという。なんじゃあれはと気持ち悪がっていたら、5分も経たないうちに男が戻ってきた。曰く、病気の家族のために薬局で薬を引き取ることになっていたのだが、お金を忘れたから貸して欲しいとのこと。。

よくある手ではあるが、本当のことだったらかわいそうな話などと強く考えることにして、言われた金額を貸した。ただし、きちんと借用書は書かせた。

そんなことがあって、段々、新居に行くのがわずらわしくなり、そうこうしているうちに、入院することになった。退院してから日本の母に、ああー、どうもあの家はだめかもしれない。。実は。。と説明すると、「そんな家はやめなはれ!」と一喝される。

というわけで、その後、もう筆舌しがたいあれこれを経て、新居は解約(手付け金は返してもらえなかった。。)、わたしは泣く思いで、友達に相談したところ、あっけなく新しい家を見つけてくれた。とりあえずの避難所なので、一間しかないのだが、この国にしてはほんとうに珍しく日当たり良好、一日中、柔らかな日差しが降り注ぎ、清潔なバスルームがついている。庭は蚊のいない、素敵な庭園風になっている。家賃は4千円ほど。高い部類の部屋ではあるが、ようやく昨日、荷物を運び込み、今日から生活をし始めている。

調査で住み着いているのと、生活するのとでは、見えてくるもの、関わらざるを得ないものの種類がこれほどまでに違うのかと、今になってもまったく新しいこと続きで、エキサイティングでもあり、結構疲れるがなー、とうんざりするものでもあることです。


02-06-2010 / Wednesday

_ 全然、世の中の動きから外れたところで一人でごにょごにょとしています。思えばこの数年のわたしは、ずっとそのような感じで過ごしてきた。徒党を組もうにも、群れようにも、今、身の回りにとくに親しい人はいない。みな、いなくなってしまった。だからというわけでもないけれど、新しいことはそれなりに努力して知っているつもりだったのだけど、本来、自分以外のアンテナから取り込むべきような情報からすっかり疎くなっている。そのことに、長らく気がつかなかった。そしてまずいことになっているなあ、と思ったわけである。ひとりガラパゴス化していることに気がついたのだ。わが国の首相をみていて、思わずわが振りを直さなあかんと思ったりしてしまうほど、自分以外の他人とのコミュニケーションが断絶している。毎日学校に来ていても、そんなふうになることがあるわけです。別に意識して閉ざしているわけではないのだけど、そうなってしまっている。誰かに/誰かと何かについてじっくり話す、という行為から遠ざかって久しい。夫や家族を別にすると、今のわたしには誰もいない。誰もいないということは、ある意味、すぅっと消えてしまいやすい状況でもある。さびしいことだと考えるとどうしようもないけれど、自由ではある。ただし、挫けない強さが必要、あるいは感情を押し殺すような鈍感さが必要といおうか。十分に強いし、十分に鈍感やなあと思う。思うので・・・さて。


02-06-2011 / Thursday

_ 扁桃腺炎だと言われていたので予想もしなかったのだが、熱が下がった次の日、子どもの全身に赤いぽつぽつが出た。これがうわさの突発性発疹かも、、と、もしふたつの病気が併発していたのなら、それはしんどいことだったろう。子どものわがままっぷりが全開中なのもむべなるかなと思い、「ちいさなうさこちゃん」「こぐまちゃん ありがとう」「わたしのワンピース」をそれぞれ6回ずつ読むことを命ぜられたのであった。通算でそれぞれ50回以上は読んでいるから暗唱したくなるのだけど、絵を見ることが眼目。挿絵付きの般若心経とかあるかな。この機会に暗唱できるようになればうれしいんだけど。。


02-06-2017 / Friday

_ そういえば大騒ぎの末にやっとビザも出た。ほんとうに待たされた。このまま出なければ国内旅行はできないし、疲れたからちょっとホテルへなんてことも不可能である。絶望的な気分になっていたところで、やっと出たので、ほんとうに祝杯を上げた。長かった。

子どもはといえば、インターナショナルスクールの1年生。編入当初、某国での英語学習がまったく意味のないものであったようで、前の学校からのレターを読んだだけで、「かような英語を書くような人から学んだ英語では、テストしなくても程度が知れています」と言い放たれ、学力が追いつかないというのでESL(English as the Second Language Class)に入っていた。ところが、まあ、仕方がないんだけど、なんと今学期は落第。次の学期ももう一度、ESLで勉強し直し、と言われたのであった。つまり、原級復帰どころか、もう一度、特別クラスでがんばって、それからまた一年生に編入できるかどうかをみましょう、ということ。

子どもは月水金の放課後は、別のところにある英語学校に通学している。こちらはマンツーマンで一時間。最初はまったくお金の無駄!というかんじだったのだけど、最近、新しい先生に変わってから、ぐんぐんとできるようになってきた(あくまでも本人比ですが)。こちらの先生は、「とても飲み込みが早い子です。でもスペルがいい加減だから、そこはお母さんがしっかりと見てね」と。そういうわけで、おしりを叩きながら英語の宿題をさせている。これが親子ともに結構辛いのだけど、まあ、がんばれ!と励ましています。

アパートの裏は、平屋の家があって、その向こうは隣りにあるコンドミニアムの広大な駐車場である。その向こうは警察の敷地ということもあって、わりと広々とした景色が広がっている。その裏の平屋の屋根と、その隣の家の屋根のちょっとずれて重なり合ったところで、ネコが子どもを生んだ。それが1ヶ月ほど前のこと。4人きょうだいのネコたちが、このごろお母さんネコと一緒に屋根の上を散歩するようになった。ネコたちはみんな模様が違う。わたしは割と前からネコたちの存在に気がついていたので、子どもにも話していたのだが、子どもはまだ一度も見たことがなかった。ある日、わたしが台所で水仕事をしていると、どこからか小さい子どもの声で、一所懸命にネコに話しかけているのが聞こえてきた。台所の裏に接しているのは、複雑な場所に建っている西欧人の家である。お父さんはロマンス語を話していて、お母さんはこちらの人。子どもはこちらのことばを話しているのしか聞いたことがないのだけど、お父さんが一所懸命にロマンス語で話しかけているから、きっとどちらもできるのだろうと思う。その子どもがネコに話しかけているんだろうと思っていた。ところが、聞くともなく聞いていると、子どもの声が、はろー、きゃっと、ふわっつゆあねいむ?あいあむ、◯◯ちゃん、はろー、はうあーゆー?と言っている!あらなんと、これはうちの子だったのか!とびっくり。そのまま聞いていると、まあなんとかかんとか英語が使えるようになったんだなーと、大いに感心する程ペラペラと話しているではないか。からかったりしたら、すぐに気分を悪くするので、とにかくできるだけ長く聞き耳を立てることにした。ネコの子たちも、やっとうちの子を認識してくれたようで、興味深げにじっと子どもの様子を見つめていた。ネコと子ども、どちらが先におとなになるだろう。


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