_ 不忍池。
わりと好きな場所なのは、明らかに三四郎の影響と思われるのだけど、肝心な小説の内容を、ほとんど覚えていないなあ…。迷える子羊だからか。冒頭の水蜜桃を食べるところまではわりとよく覚えていたりする。最初と最後だけ覚えているのがおかしい。
_ 花の季節の房総半島もいいなと思う。こちらも俵さんの影響である。
_ 鼻歌では歌えるのに、歌詞が思い出せない。しかも、歌っている人の声の調子まで絵に描けといわれたら描けそうなくらいにヴィヴィッドなのに、一言も言語化できないという状況に陥ってしまいました。どうすればよいのだろうか?
♪なんとか岬が、どうたらこうたら、という歌なのだけど、結構フォークなかんじ。ああ。
この気持ち悪さは例えるならば、耳の両側に水が入ってしまい、片側の水を出そうとしたら反対側の耳に入った水がさらに耳の奥深くに入り、あ、これはたいへんと思って、反対側の耳の水を出そうとすると、こっち側がさらに奥に入ってしまうというような、書いているうちに思い出さへんかなー、と思ってもだめだ。
というか。なにがきっかけで今、この歌を私が思い出すことになったのか、もう全然わからない。眠れなくなったらどうしてくれよう。ひじょうに気持ちが悪い。
_ また罹患。この10日間の記憶、ほとんどなし。曖昧にしか覚えていない。とにかく、いろいろな境界をさまよった。弱気になると、健康も損なうという見本。病名が定まるまでは、ほとんど重篤な病人であったが、検査の結果が出て、お馴染みの細菌さんいらっしゃい病であることが分かった途端、安心して、ちょっと元気になりました。名前のあるものに対して、人は不安にはならないのかもしれない。正体不明なものに対してのみ、恐怖を覚えるのだろう。過去の経験則からして、そうだろうと思っていた病気だったので、これも安心の材料。もっとも安心している場合ではないのだけども。もうヤマ場は過ぎたので、大丈夫です。
_ 紅芯大根を使って浅漬。すし酢で一晩つけるとおいしい。つける前に、ベランダで数時間、干す。パリパリとして、もっとおいしい。
きゅうりもいつもすし酢。おいしい。
_ 秋が深まった頃、コートを買った。去年も結局、それほど寒さを感じることがなかったので、わたしも子どももものすごく薄着で過ごしたのだった。今年、冬が寒くなるような話を聞いたから、実店舗で見て、うわ~、これ着たい~と、ものすごく欲しくなったコートを、セールになったと同時に購入したのだった。しかし、今日までのところ、まだ一度も着る機会がないのであった。毎日、暑い。ものすごく暑い。体が寒さ暑さを感じなくなったからなのかよくわからないけど、きっと1月か2月にならないとコートの出番は来ないんじゃないか。そんな感じがしている。
_ 雪見 [なんとか岬? ひょっとして、「襟裳岬」? それとも、「岬めぐり」?(←こちらの方がフォークっぽいのですが)]
_ nebu [あ、「岬めぐり」かもしれません!耳の水が抜けたみたいです。ありがとうございます。 …しかし、どこでインプットされたの..]