_ 友だちとちっちゃなギグへ。氷の宮殿並に寒かった雪のベルリンを一緒に徘徊した友だちからのお知らせがあった。
大きな月を見上げながら、バスに揺られた。最初のバンドはアイリッシュ・バンドとのことだったけど、オリジナルの曲の方が多かったか。ギターの人がむちゃくちゃ、上手だった。スナフキンに似ているなと思っていたら、同行の友人もおなじように思ったとか。このバンドはゲストのバイオリン(とは呼んでいなかったのだけど、なんとかという楽器)の人がむちゃくちゃに上手だった。ウッドベースの人と笛の人は、音楽が大好きなんだなーという感じが伝わってくるような雰囲気でいっぱいの人たちだった。少しぎこちないMCがよい感じであった。
もうひとつのバンドは、初めて見る楽器がたくさん。狭い空間にたくさんの楽器があって、それでもひとつひとつの音がきちんと聞こえてきて、ボーカルの人がしっかりとした妖精のような感じで、こちらもよかった。女スナフキン、といった感じだと思ったら、友だちも同じように思ったらしい。
余韻に少し浸りながら、帰宅。
生で聴く音楽って、やっぱりよいなあと思った。ときどきは、こういうふうな時間を見つけなくてはいかんね。