_ 拝読していたウェブ日記を書いていらした方が、場所を引っ越しされるとのことで、引っ越し先を教えていただいた。新しい場所はさる大きな社会網とのこと。ご存じのとおり、わたしはこういうところで日記を書いているくせに、まったくひっそりと暮らしている。一年に一回くらい、ここを読んでくださっている方とお会いしたりすることもあるのだけど、多分、わたしが勘違い人間も甚だしいからか、その後も引き続き仲良くしてもらっている方は、少ないですね(苦笑)。さておき、招待状を送っていただいてひっそりとあちこちを覗いてみたのですが、なんかすごいんだね。ログインの向こう側とこちら側に世界があるんだなと思った。ひととおりあちらこちらを見て、ふと「足あと」というところを見たのですね。そしたら、おそらく、登録して以来、わたしがちらりとでも覗いた方々の名前が一覧になっている。わたしはてっきり、これは自分が見た人の一覧だと思っていたら、これは自分のところへ見に来られた方の名簿なのですね。わたしのところは、登録に必要な最低限の情報だけしか入れていない。写真はないわ、書いてあることはそっけないわで、これはきっと、「友だちのいなさそうな、なんか怪しい行動を展開している人」にしか見えないなと思った次第です。今は大学の先生もばんばんとブログを書いていたりする時代なのですが、今日、お昼時に大ボスと雑談していたら、「ブロッグとかいうのは、『今日○×を買った』とかそんなんばっかり書いてるんやろ、あんたら、そんなのよんで何がたのしいんや。あんたは、まさかしてへんやろな?(まるでわたしが闇米でも密売してるのではないかという調子で)」という流れになったわけです。わたしはいつも拝読している日記で今朝、目にしたばかりの情報を説明したわけです。「作田先生だって、書いておられますよ。柳田先生だって。」と言ったところ、大ボスのご機嫌を損ねてしまいました。さらには、いっぺん、ぼくも個人的に書いてみたいから、ちょっと用意して、ということになってしまったわけです。このあたりの展開が妙な雰囲気なのですが、きっと大ボスはものすごく関心があったのでしょう。それはそれで微笑ましいのですが、わたしとしては、某社会網を覗いて以来、そこに日記も書かず、共同体にも入らないで、ひたすらまるで諜報部員みたいに行動していたわたしが、今さらどんなふうにそちら側の社会にとけ込めるのだろうかなどと、如何にも小心者な悩みを抱えてしまう羽目になりました。いや、こちら側の世界ですら、ひっそり棲息という矛盾を抱えているのですから。。ものすごくどうでもいいことを書き散らしているなあという虚無感が少しあります。が、よもや大ボスがブログを書きたいなどというとは…という衝撃がいまださめやらぬ勢い、とでもいいましょうか。なんか、いろいろです(ふたつの主題が入り乱れた読みにくい文章だこと)。まあ、大学の後輩とか同僚だって、みんなブロッグ(!)してるものね。ばれてないと思っているのはわたしだけなのかもしれないにゃ。すみません。
_ 論文、出す。
_ 久しぶりに某所。人が多すぎて、溺れそうになった。いつもイヤリングを買っているお店で、どう考えてもわたしが嵌めそうにないものを勧められる。店員さんは、お客のどんなところを見ているのか。わたしの深層心理を読んでいるのか、あるいは自分が嵌めたいものをなのか。とにかく、どっちに転んでも絶対に嵌めなさそうなデザインだったので、なにも買わずにヨドバシへ。店員さんが妙にさわやかな制服を着ていたのが印象的。テニス部みたいな服装をしている。しかもなぜかレジに立っている人は、全員、眼鏡をかけていた。まるでパソコンのメモリを買いに来る女子は、全員、メガネ男子好きだと心得ていますという風情(これはうそ)。阪急百貨店の一階の配置もなんだかずいぶん変わっていて、浦島太郎な気分を行く先々で味わってしまった。自分以外の世の中は動いているんだな。