_ 新しく始めたいことがいろいろ。自転車を買いたいなと思っている。凸凹からトーキョーまで乗っていけるようなタイプ。といっても、ロードレース用のではなくて、もう少し、ゆっくり走られるタイプ。あれこれ物色してみたけど、評判のよいものは、ほとんどがもう売れ切れ。もう少し、大きな自転車屋に行って、あれこれ相談しながら買ったほうがいいのかな。わたしはアウトドア人間ではないけれど、外を歩いたり、旅行したり、どこかへふらふらと出かけるのは好きである。少々、高くてもよいから、買おうかなと思っている。
_ かつてのボスから呼び出されて、話。頭、痛い。
_ 時間がたっぷりあるので、部屋の整理とか、本の整理とか。去年もものすごく盛大に蔵書を始末した。そのときに、無駄な本はもう買わないこと、などと決めたにもかかわらず、本が増殖していてびっくりしました。いや、自分で買っているのだから、自覚症状はあるはずだよなー。ばかものである。
合間にDVDをみたり。携帯電話を買ったり、映画館でないところで映画を見るようになったり、心境変化著しい昨今である。借りてみたのは、寺島しのぶの二本。『赤目四十八瀧心中未遂』が絶品。これはフランス映画だよ。みながらずっとベネックスの初期の作品、「ディーバ」を思い出していた。絵沢萠子、大楠道代、寺島しのぶ。このかっこよさは、夜のテレビドラマの主演女優をするような人には絶対に出せそうにない凄みである。原作を読んだときに、自分の中で小説世界のイメージが、不思議に鮮やかに構築されて、久々に繰り返し再読した。だからそのイメージと違っていたらば見なければよかったな、となるかと心配していたが、これはまったくの杞憂。ロードムービーのもう一本に比べると、断然、映画だった。映画?四の五の言わずに、うひゃー、これはすごい(なにがすごいかも問うてくれるな)、としか言わしてくれないものというのが、個人的な定義。小説が映画化されると大概、こけるようにも思うけど、これはほんとに例外。いい映画でした。★5つ。