_ 二日に一度、近所の図書館まで散歩。大体、二キロくらいある。ゆっくりとした坂を上りきってから、古い門前町の町並みに入る。古い禅寺や神社。神社には昔、白馬がいた。今は、白馬の写真が残されている。神社の裏手の、子どものころ、駆け回っていた路地。表札の名前が同級生の名前に掛け返られている。子ども心に立派な民家だなと思っていた大きな旧家などがいつのまにか近代的なつくりの家になっていたり、コンビニになっていたりする。時々、神社でおまいり。図書館までの小さな商店街。時計屋さんとか果物屋さん、同級生に代替わりしている。お肉屋さんは、今でも竹の皮にお肉を包んでくれる。図書館では一冊、すぐに読めるものを読んでから、本を借りる。家に帰ってからお昼を食べることもあれば、途中でそばやうどんを食べることもある。お昼からは借りてきた本を一気に読む。休暇は昨日で終わり。また明日から忙しい毎日。