_ 例によって、朝、子どもを保育園に送っていったあと、残りのコーヒーを飲みながら新聞読んで、予約本を取りに雨の中、傘を差して返却本の重さをずっしりと肩に食い込ませて、図書館へ。月に一度のケーキの日なので、子どものケーキを帰りに買い、日付の過ぎたうどんであんかけを作り、ぼんやりまたいつものようにYouTubeで時間を潰していた。押尾コータロー、谷村新司、坂崎幸之助が歌う「遠くで汽笛を聞きながら」を聞きながら、不覚にも落涙。ーー俺を見捨てた人を恨んで生きるよりーーむなしい涙の捨て場所をーー探してみたい、遠くで汽笛を聞きながらーーなにもいいことがなかったこの街でーー。わたしの汽車がいつ来るのかわからないし、切符をどこで探せばよいのかわからないけれど。そのときまで、がんばってみること。