_ もう8月ぢゃないか!
新学期の準備とか、頼まれ仕事の準備とか、研究報告の準備とかでてんてこ舞いしている。それなのにどこか地に足がついていないようなところがあって、忙しさも何かしら半分に感じていたりもする。早くいろいろと片付いてほしいところだ。
昔よく作っていたのに最近、とんと作らなくなった料理というのに、ヒジキときんぴらがある。酒・みりんが手に入りにくいとかゴボウとかこんにゃくも全然みたことがないという事情が大きい。もっともヒジキだけで作ってもいいのだけど、やっぱりちょっとさみしかったりする。ゴボウに似た野菜を見つけてきんぴらもつくってみたんだけど、おいしいのかそうでないのか、食べた後でもなおよくわからない種類の味の野菜だった。ヒジキだけはたくさんあるので、お味噌汁に入れたりシチューやカレーにいれたりとかして食べている。シチューとかカレーも、ルーを使わないで作るので、日本にいた時に食べていたようなドロッとした食感のものではなく、いかにもエスニックな感じがするようになった。とくにカレーは、キャベツを入れるとものすごくおいしいということを発見した。キャベツと玉ねぎ、シーチキンとかで作るのが好き。それとハンバーグだねを丸めないで、そのままフライパンに敷き詰めて焼く偽ミートローフも気に入っている。きちんとはしているんだけど、自分の手の雑菌処理に不安があるので、できるだけ手でこねたりしたくないというところが出発点だった。たまたまフライパンで作るミートローフという記事を読んだこともあって、作ってみたら、便利だし、趣向が変わって、子どもも喜んだ。難点は、ハンバーグを焼いた場合においしくできるソースが作れないこと。それだけかな。
日本にいたときは、テレビをほとんどみなかったので、だれがだれかよくわからなかった。基本的に今もそうなんだけど、バナナマンという二人組が出ているNHKの音楽関係番組が面白くて気に入っている。バナナマンの二人はがさつではなく、どこか鷹揚としたしたところが安心する。それでこの二人には全然似ていないのだけど、子どもが気に入ってよく見ている「ズートピア」というディズニー映画に、お役所で働くナマケモノという動物が出てくる。ナマケモノのくせに名前がFlashだったり、スピード違反で捕まったりするのだが、いつも二人を思い出す。目下、つらいことがあったり、へたばりそうな気分のときは、いつもナマケモノが登場するシーンを思い出したり、バナナマンの二人を思い出したりして、なんとかしのいでいるのであった。でも「ズートピア」は、結構、おもしろいんですよ。個人的には「インサイド・アウト」よりも面白いと思う。