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lost luggages ねぶくろ 書簡
--sleeping bag・g-ism/ist--

25-10-2017 / Wednesday [長年日記]

_ 6月からこの方、都合3回も一時帰国をした。最新の帰国の行き先はTOKYO。面接のため。記念受験の色濃いもので、結果が出るのはまだしばらく先。多分、だめだと思っています(笑)。でも、うじうじするだけでなく、がんばっているということが大事だと思うので、自分ではこの調子でがんばっていくための刺激になったと思っている。そう思うしかないということでもあるのだけど。。ついでに投票もできたので、なおのことよし、だった。

しかし日本はこれからたいへんだなー(棒読み)。本当にどうなるのだろう。などと思いながら帰国。そして翌日、また別の面接。これはすかいぷ面接。どうなるか、さっぱり見当もつかない。 先月受けた別の面接は、諸般の事情で結果が出る前に辞退した。というのは、結果が出るのに異常に時間がかかって、その間に他のふたつの面接も最終に進んだため、思い切って状況をゼロにしたのであった。よかったのかそうでなかったのか。辞退したところからは、もうすぐ公募に出す予定の別の案件がある。まずその情報を近いうちに流すから、一度検討してほしいと言われた。へえー、そんなことがあるんだな・・・と思いながらも忘れていたら、本当に連絡をくださった。しかし、ちょうど帰国中ということもあり、また若干、待遇がよろしくなくなっていたということもあって、検討の結果辞退をした。何事も塞翁が馬と思って、淡々と毎日を過ごしている。年を取るということは、こんなふうに一喜一憂しなくなることなのかなと思ったり。


05-10-2017 / Thursday [長年日記]

_ 「教師の日」ということで、学生からプレゼントをもらった。こんなの初めてのことでとてもうれしい!子どもも今日は学校で、教師の日のダンスを踊っているはず。


02-10-2017 / Monday [長年日記]

_ 自分の中の体内カレンダーが一日ずれていたようで、昨日が10月3日という感覚だった。アホだ。

子どものインターナショナルスクール、新学期が始まってから一ヶ月で、担任が突然辞めるという連絡を子どもが持って帰ってきた。そういうことはよくあると、他のインターにかよっている知人たちもいうのだがなんとも解せない。金曜日に子どもが持ち帰った手紙によれば、ESLクラスは二組編成したのだが、外国人率の高いクラス(子どものクラス)に予定されていた児童が少なかったため、一組にまとめるのだとか。。なんだそりゃ。子どもは新しい学期が始まってから担任の先生が大好きで、あっという間にペラペラと英語を話し出すようになった。それで、先生が最初にそのことをクラスで説明したとき、先生の話をすぐに理解して泣き出した子が3人いたのだそう。子どもはそのうちの一人。あとのクラスメートは英語がまだよくわからないということで、キョトンとしていたという。その後、現地語で説明を受けて、みなが泣き出したのだという。しかし、なぜ名簿にエントリーされている子どもが新学期になっても来なかったのか、わかるような気がする。というのは、この学校は小学1年生でも平気で落第させるからだ。実は子どももその一人である。ESLは第二外国語として英語を学習するためのクラスであるはずなのだが、担任以外の先生は基本的に現地語で補佐するというチームティーチングをしている。これがうまく行っていないのだ。それに一年生とはいえ、子どもにだってプライドというものがあるのだ。そう簡単に落第させては、子どもだってそうだし、親だってなんともしようがない。他の英語学校は、ESLは正課のあとの補習クラスという位置づけで編成されている。子どもの学校は別仕立てのクラスとなっている。それで、毎学期ごとに原級復帰が可能かどうかを見定めるというのだが、知人の子どもさんは3年続けて1年生をやり直しさせられたのだとか。まさにどういうこっちゃ、である。わたし自身は子どもの学校を決めるとき、もうひとつの学校と大いに迷った。もうひとつの学校は設備がとにかく素晴らしく、授業料もそれに見合った素晴らし値段であった。今の学校は、子どもたちの元気がとにかくよかった。どちらかというとローカル色の強い学校だけど、現地の友だちがたくさんできたほうがよいと思ったので、今の学校に決めた。その結果の良し悪しは、もう今さらいっても仕方がないのだけど、小さい子どもたちの潜在力の見極めなど、そう簡単にできるものでもない。できる条件というのは、それを見極められる目を持った指導者がいることだと思う。それで今の学校はどうだったのか。もっとも、学校がそういう状況なのであれば、家で頑張るだけの話である。子どもはコツコツと少しずつ、自分で頑張って、そして今学期の最初の一ヶ月だけは良い先生に巡り会えたことで、少し英語のスイッチが入った。このままずっとモチベーションが維持できるように子どもをおだてていかなければならない。そういうわけで、今、我が家は子どもの要望により、親子で英語会話をしています。。ちょっと気が重いのですけどね。。子どものためんなので、がんばります!


24-09-2017 / Sunday [長年日記]

_ 土曜日は子どもと一緒に一日楽しく過ごす。朝、ゆっくり目に起きて、休日のお昼をよく食べに行くお店へ。わたしはサラダヌードル。食べるたびに思うのだけど、ヘルシーだけどおいしいのかどうかよくわからないメニュー。欧米人女性がよく食べている。日本人もだと思うけど、曖昧な味。しかしエスニックな味ではある。子ども、フライドライス。薄味でおいしい。その後、歩いてショッピングモールへ。今日はわたしたちにとってはとても楽しみにしていたイベントがある日。某国経済省主催の文化産業振興イベントがあるのである。子どもと二人、招待されているわけではないけれど、ちゃっかりと招待席に座り、大使館員の夫人がお作りになったであろうなつかしの某国のお菓子を食べながら、楽しむ。夕方まで楽しんで、一旦、帰宅。その後、友人家族とスチームボートのような鍋料理へ。おいしいのかどうか、微妙である。というのは、他所様のブログなどによると、「この世のものとは思えないおいしさ!」「ソースが絶品!」とある。しかし、そこまで絶賛するほどおいしいのかどうかは、少し疑問。ヘルシーで、余計な味がないという点ではおいしかった。でも、もっとおいしいものが当地にはある。おいしいという点では文句はないし、楽しいという点では100点。でも、多分、普通だと思った。でもとっても安い料理で財布にやさしいという点では、花マルで合格だった。

味覚というのは本当にふしぎだ。人が書いているとさぞかしおいしいだろうと思って、実際にいってみれば、うううむむむとなることが多々ある。本当に美味しい料理というのは、誰が食べてもおいしいものと、そのときのコンディションによっておいしく感じられるものと二種類あるのだろう。わたしはどんな食べ物も基本的すべておいしいという考えを持つようにしている。それは平等主義とかそういうことではなく、一期一会、そのときに食べたものは絶対的になんでもおいしいと考えたいからだ。だから文句を言ったけれど、土曜日に食べたものは、どれも「おいしい」のであった。でもどんなふうにおいしいのかは、ひとそれぞれなのである。(ただの文句言い、ですけれど)。


19-09-2017 / Tuesday [長年日記]

_ 夏に日本と当地を行ったり来たりしているときに、『空飛ぶタイヤ』(池井戸潤)を読んだ。池井戸潤の小説のまるで中毒性のある食べ物のような魅力は知っていたので、できるだけ厚く、なかなか読み終わりそうにないものをと選んだ一冊だった。予想に違わない面白さだったけど、到着する前に読み切ってしまったのでちょっと残念。面白かった。貧乏性なので、できるだけ分厚い本を読みたいと思うのだけど、だからといって読むのが楽しい本ばかりというわけでもなかったりする。中には、半分まで行かないのに、もうええわーと、途中棄権したくなる本もある。でも池井戸潤は、今のところ、ハズレ無しなので、全部読んでしまわないように注意しながら、旅行本を毎回選んでいる。

今回、わたしは初めて自分のお金で湊かなえの小説を一冊買った。それまでは誰かが読み終わったものを借りたり譲ってもらったりして読んでいたので、おもしろくてもおもしろくなくても、格別なんの感慨ももたなかった。今回、初めて買った本は『豆の上で眠る』。おもしろいんだかそうでないんだか、読んだあとも微妙過ぎて、もやもやとしている。故に、イヤミスなのか。いや、そうではないと思うのだけど、次が知りたくてページを捲る@ジョン・アービングなわけです。その点ではページ・ターナーではあるのだけど、もやもやと残るのは、登場人物の人生がどこか置いてけぼりになってしまっているからなのかもしれない。主人公以外の他の人の人生、がである。誘拐された(のか神隠しにあったのか)姉がいなくなって、2年後に戻って来る。それだけで、大事件である。なのに、意図的に、周囲の人の疑問や違和感、対応等々が排除されているため、するっとその事実を読者も受入れてしまうような構造になっている。もちろん、主人公は大いに疑問に思って、それを追求しようとするのだけど、それがどうしようもなく中途半端に終わっている。いいんだろうか、これで。と思いつつ、最後まで読んで、もやもやとして、ああ、やっぱり他の人はどう思っていたんだろう、という部分の消化不良が解消されていないのがひっかかっているんだなと思っている。それで話は変わって、NHKの山ガール番組で、工藤夕貴と湊かなえが一緒に関東のどこかの山に登っているのを見た。湊さんは、どこにでもいそうな親しみやすく見える人で、知らなかったら小説家であるうえに、こんなに人をもやもやとさせるものを書いている人にはまったく見えなかった。ちょっとクセはありそうだけど、それはお互い様ということで(笑)。でも、楽しそうに山でえんやこら持ってきたフランスパンを食べているのを見ると、まあええかー、という気分になりました。おしまい。


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