_ 今週はずっとオンライン授業。食料の買い出し以外には、ほとんど外出もしなかった。なのに、その隙にやってきた不在荷物を受け取りに、一度だけ郵便局へ行ったら、なんと建物の外にまで不在受け取り票を手にした人が並んでいた。密、である。結局、荷物は自宅へ再配達してもらうことにして、そのままとんぼ返りをしたのであった。
今日は温かい一日になるという話だったけれど、結局、ずっと家にいた。家で映画を見たり、テレビを見たり。そういえば、長らく迷った末にSpotifyを契約した。音楽を聞きまくっている。懐メロばかりではあるけれど。。
_ いつの頃から読み始めたのかもう覚えていないけれど、海外在住の方のブログで更新されるのを楽しみにしているものがある。クリスマス前に義理のお母さんが持病が悪化したために入院されて、手術を受けるはずだったのが病院都合で延期になったりしているうちに、コロナに感染してしまわれた。手術も受けるには受けられたのだが、最終的にはコロナのために亡くなられた。その一連の記事を読みながら、泣きそうになった。この方の義理のお母さん、夫の母に少し似ているところがおありのように思っていた。ブログを書いていらっしゃる方の愛情あふれる毒舌に感じるところが多く、ずっと読んできた。でもわたしは到底、この方のようなことはできなかった。人として誠実に正直に生きることとはどうすることなのか。他人と関わるということがどんなことなのか。この方のブログを通して、ものすごく考えることが多い。やりきった、最後まで人として誠実に義理のお母さんと関わってこられた。心が本当に洗われる思いがした。もう一つ、胸を打ったのが、この方のご主人のこと。ニュースで読む限り、世界で最も過酷なコロナ禍の状況にある国で、教育者としてお仕事をされている。自分の母親がコロナに感染したことで、病院の医療従事者の方々が毎日経験されているこの非常事態下でのプロフェッショナルな対応に非常に深い敬意と感謝の気持ちを新たにしたとのこと。なかなかこういうことは言えないものだ。どんなときも自分が一番悲劇のヒロインになりがちなわたし。どんなふうにこの状況を生きていくのか、自分の来し方行く末を考えるようになった。まっとうな人間になるのにはもう遅いかもしれないけれど、やり直しはいつ始めてもいいはずだから、少しずつ、やり直していこう。