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  1. ね (01-20)
  2. ラギ (01-16)
lost luggages ねぶくろ 書簡
--sleeping bag・g-ism/ist--

13-01-2004 / Tuesday

_ 雨が降ったので、やっと花粉が収まる。このうちにためていた仕事を片づけないといかん。コンタクトを嵌めると、眼球が充血して腫れていることが容易にわかるほど、ぱんぱん。しかも花粉がごろごろする。それでも昨日とかおとといに比べれば全然ましである。

しかし、スギ花粉にやられるなんて、初めてのことでちょっとびっくりした。抵抗力が低下しているのかなあ。。。

_ 雨は夕方には雪になって、もうそれは冷たかった。寒さの練習にはちょうどよかったかもしれないのだけど。


13-01-2010 / Wednesday

_ カルガモさんを迎えに、小雨の中をふたりで大学病院へ。カルガモさんは、NICUの他のちびっ子たちよりも一回り大きく、とても元気に気持ちよさそうに過ごしていた。懸念していた退院手続きも、出生届を提出後、保険の準備も整ってからでOKということで、さっそくいろいろ書類などを受け取ってサインとかだけ済ませる。最後に沐浴を指導してもらう。お湯の中に浸かって、ものすごく気持ちよさそうにしている。プールでわたしがカエル泳ぎをしていたときとおなじ姿勢で浮かんだりしている。お湯から上がって着替えをさせて、とても気持ちよさそうに眠ってしまい、そのままタクシーで移動する間もずっと機嫌良く眠っていた。雨がしとしとと降る暖かい午後、初めて親子三人が揃った。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

_ ラギ [親子3人晴れて一緒。よかったですね! そうそう。如月さんの我が家方面へのお散歩。どうぞどうぞと夫がいっとりました。今..]

_  [ありがとうございます〜。落ち着いたら、メール書きますね。ご主人にどうぞよろしくお伝えくださいませ。]


13-01-2015 / Tuesday

_ また出張中。今日は午後からのアポイントメント3つがキャンセルとなったため、買い出し。わたしがまだ院生だった頃、本当に行くのが楽しみで仕方がなかったモールがあった。いつ行っても人がたくさんで、外国人も地元の人も、気軽に入れて、それなのにほんの少しだけ背伸びした雰囲気が楽しめるとても楽しい場所だった。何年もご無沙汰していて、前回、ほんの少しだけ時間が空いたとき、ふと思い立って、スカーフを探しに行った。いつもの仕事着が少し地味すぎて、年齢以上に老けて見えるぞと、ショーウィンドーに映った自分の姿をみて思ったからだった。目当ての階に上がる途中から、その凋落ぶりが目に見えた。スカーフなど小さな装身具を売っている階は、置いてある物もまったくいけてない。昔はディスプレーも本当に素敵で、ここでたくさん、素敵な物を買った。それに、その頃買った装身具は、スカーフも含めて、今、身につけていても、それいいねえと言われるのである。決して値の張る物ではなかったけれど、それくらい素敵なものがたくさんあったのだった。

今はこのモールの一番の目玉は、地下一階のフードコートと地下二階のDIY屋。今日、わたしは地下で、子どものために、ディズニーの水筒を買い、一階のATMでお金を引き出して、あっという間にモールを後にした。そしてホテルの隣の日系スーパーで、まだ半額札が貼られる前にさっさと夕食を買い、古本屋で文庫本を買って、あとはホテルで午前中の会議の議事録を書いて本を読んで過ごした。時間がたくさん流れた。わたしはなにも変わっていない。変わったことに気が付かないほど変わったのかもしれない。いずれにしても、もうなにも気にならないということにすら、それほど驚くこともなくなっている。

読了:インシテミル/米澤穂信


13-01-2017 / Friday

_ 子どもの誕生日の前日が新学期の始まりで、もちろん登校。ところが翌日はなんだか知らないんだけど、学校は休みで、そのかわり子どもたちと保護者だけで遊びに行くんだという連絡。最初に連絡をもらった時点では保護者会と書いてあったから、おお、そんなに急に行けないよと欠席を伝えたら、なんとフットサルをしにいくだけなのだとか。だけど、その当日が子どもの誕生日だったので、ええー、じゃあ小学校でお誕生会ができないから学童保育でやってもらわねばということで、急遽アレンジ。どうしてもお誕生会をしてやらなければならないというわけではなかったのだが、いろいろあれこれ考えすぎて、そういうことになった。最後のピクニックに一緒に行くというのもありだったんだけど、子どもはサッカーなんてしたくないというので、子どもは朝から学童保育へ行った。

_ ケーキは、近所の友だちのお母さんおすすめのお店へ。バイクで30分もかかる場所にある高級住宅コンプレックスにあった。ガレージを改造したお店。安い!それにおいしい!日本人がきたというので、「家を買いに来たんでしょ?」とチラシをもらう。なんでもここに住んでいる日本人が引っ越すので家を売るらしく、すでに何人かが内見に来ているとか。それでこのケーキ屋さんがそれを仲介しているのである。いいえ、違うんですよとかなんとか話しているうちに、その家の売り手が古い知り合いであることがわかった。それでまたおしゃべりに花が咲き、気がついたらわたしが自分で買った分とおなじくらいたくさんおみやげをいただくこととなった。ケーキは本当にどれもおいしく、またツナを使ったパイとブルーベリーが上にのっかったニューヨークスタイルのチーズケーキがこれまた実にさわやかな味で、下のビスケットの生地のところの塩味と真ん中のチーズのところの酸味と甘味、上のブルーベリーのさわやかさが絶妙だった。こんなにおいしいケーキがふつうのモールなんかでいばりくさっている世界展開中のカフェだとかそういうところの半分以下の値段で食べられるのである。もっと早くから行動していたらな~なんておもったのであった。

_ そのケーキを持って一旦帰宅、すぐに子どもの学童保育へ行って、お誕生会のアレンジをお願いする。わたしは翌日、日本人の仲良しだけで、子どもの誕生日と送別会をするので別途準備へ。あとから子どもの楽しそうでもあり恥ずかしそうでもある微妙な顔でケーキを切ったり、みんなと踊ったりしているお誕生会の写真と動画が送られてきた。こういうことも別に頼まなくてもなんでもしてくれるのが、いいところだ。

_ 翌日は、広々とした芝生の庭があるイタリアンのお店で誕生パーティー。いろいろな人が来てくれて、子どももたくさん遊んで、楽しかった。もっとこういう時間がたくさんあったらよかったのになあ…なんて話をしていら、「ブラック企業に勤めていると、そういう心の余裕がなくなって、周りがなにをいっても仕事を辞めようなんて絶対思わないんだって。あなたもそうだったのよ」と言われた。ひじょうに深く納得。そうなのだ、わたしが勤めていたのは国立大学なんだけど、そんじょそこらのブラック企業に負けないくらいのすごいところだったのだと、今ならわかる。

ずっと、給料が少ないのは自分の経験が浅いから、もっとがんばれば待遇改善につながると思っていたのはなぜだったのか。もうよくわからない。でもそういう企業に勤めていたから冷静に客観的になることができなかったというのは本当に当たっていると思った。学生は悪くないのである。国のシステムとか、公務員の意識とか、研究者としての気概とか、そういうのが全然日本と違うということに気がついているのに、どこか自分が頑張れば改善するはずと思いすぎていたのだ。まあでももうよいのである。

_ とにかくそういうわけで、今、死にそうになって荷造りをしています。13日の金曜日なんて吹っ飛ばす勢いで片付けています。


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