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  1. ね (02-19)
  2. zebra (02-19)
lost luggages ねぶくろ 書簡
--sleeping bag・g-ism/ist--

18-02-2004 / Wednesday

_ 学位授与式に着る着物の見立てを母と伯母のふたりがしてくれるとのことで、ちょっとたいそうなことになってしまった。本人よりも周りのほうが浮き足立ってきた。ま、うれしいことである。「遠方より来たる」の人もいるので、これはひょっとすると人生最大の慶事になるのだろうか。しかしそれがこんなことでは、ある意味、私の人生も実につまらない、味気のないものである。ツチノコを捕まえた!とか、金鉱を掘り当てた!とか、そういう類のことが起こると面白いのだが(でも、生涯、「ツチノコを捕まえた寝袋さん」という修辞がついて回るのも格好悪いかも)。

_ 帰り道に新しい独文翻訳小説1冊、岡崎京子2冊、高野文子1冊(安全剃刀)、推理小説(って古いことばなのかも)1冊。奇しくもこれで二冊続けて人物すり替えもの。『火車』(宮部みゆき)『白夜行』(東野圭吾)まではこういうことが知らないところで起きているのか…というまさに背筋が凍るような思いを楽しんだものだった。『幻夜』(東野圭吾)はどういう筋立てかわかっていたけどやっぱり怖かった。今読んでいるのもすでに早い段階ですり替えものの伏線が明らかになって、これから佳境に入るところ。怖い本を読むと、夜、部屋の灯りを消して眠るのが怖くなるところがいやだ。だけど、読まずにうちやって仕舞うわけにもいかない。それなのに、今日、危うく『獄門島』を買いそうになった。この本を仮に無事に読了できたとして、部屋においておくだけで怖くて眠れないのではないかと思いとどまった。市川昆監督の横溝ものは大好きで、実はDVDボックスも買おうかな…と一瞬考えたのだけど、一人ではとても見られない。複雑な人間である。

_ トラ子女史と昼食を摂ったお店。もう二度と行かない。客の意向を察知する意欲のないウェイトレスさん。あの店は早晩、閉店に追い込まれるのではなかろうか。角っこのお店はそれに引き替え、店員さんも愛想がいいしお店の雰囲気も明るい。コックさんが無愛想なのと対照的で、実はこの人たちは夫婦かもしれない…と常々想像している。こんな奥さん、欲しいなあと私も思うくらいだ。


18-02-2005 / Friday

_ トランクはやっと荷物を掻き出して、拭き掃除して、あとは晴れた日に庭で乾かせばよいという段取りが着いたんだけど、一眼レフとかパソコンが入っているバックパックには全然を手をつけていない。カメラ、死んでいるかも知れない。パソコンが死ぬよりも、ショックだ。明日はきっと、開けてみよう。キノコが出てくるかもしれないと思いつつ。

_ 病院。最近の病院って、すんごいシステマティックなんだなー。

今日、初めて電車を乗り継いで、入院していた病院へ行った。行きしなは救急車だったので、どんなところかは見えなかったのである。救急車はものすごく揺れた。国道をかっ飛ばしてので30分ほどで着いたが、普通に行けば軽く1時間はかかるだろう。

公立の総合病院とは知っていたが、こんなに大きな病院とは思わなかった。一階にはレストランとかドトール・コーヒーもある。市バスの終点にもなっている。診察の前に、採血・検尿・検便。その間に旅行保険の診断書とか受け取ったり。ポケットベルで呼び出されるので、音が鳴れば受付へ。中待合いで、主治医の先生の診察を待つ。

主治医の先生がとても味のあるよい先生で、ちょっとだけ私は心を奪われたりした。相変わらず、ゆったりペースで会話。どちらももそもそと話すので、リズムが合う。退院後の話とか。それで、先生の所見は「まだ元気が足りない」、であった。検査の結果はまた来週へ持ち越し。

_ 帰りは地下街を少し歩く。平日の昼間だからなのか人手はそれほどでもなく、お店も全然混み合ってない。ウィンドーショッピングをしてから、ブックファーストで立ち読み。お昼はロイズカフェでランチ。しかし、主婦のみなさんは昼間、こういうところでご飯を食べるのかあ。。となりのおばちゃんは、なんとマイ妻楊枝を持参。おしゃれなカフェにはそんなもの置いてないのかと思いきや、向こうの方のテーブルに座っていたおばあさまふたり組が所望したところ、塗りの箱に入った妻楊枝が運ばれてきていた。思わぬところで、社会見学する。おいしいのかそうでないのか、いまいち不明瞭な重箱を食べる。はずれ。お値段は素晴らしい。ユーハイムでおいしそうなデザートを買い、パン屋でバタールを買う。電車に乗って、帰宅。

_ 今日の成果は、①階段の上り下りでふらつかなくなった、しかない…。

というわけで、週末一杯、病人モード。雨だしね。来週からは、空元気でがんばろー。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

_ zebra [ほんとにほんとにお大事に。 何もかもいっしょくたに(ネガティヴモードもこみこみで)、 とにかく生きてしまえばいいかも..]

_  [zebraさん、どうもありがとうございます。 そですね、これまでどおり、だらだらとしているのにかわりはないので、もう..]


18-02-2006 / Saturday

_ よいことも少しだけあったので、記しておこう。

ThinkPadさん、治った!:これからも4649/ぱわーぶっくさん、届いた:はじめまして4649/ケララで御馳走していただいた:おいしかったです/某国語大辞典が届いた:活用するかどうか微妙

書いてみたら、どうということないようなことばかりで、なんだか余計にさびしくなってきた。いや、そんなことないな。小さな幸せをかみしめる必要があるだろう。

_ もう春先なのかどうかはさて。

いろいろ気が重いことが続いている。まず、欧州出張が取りやめになって、結局別の人が行くことになったのが、さらに取りやめで、わたしに回ってきた。それが決まったのが一昨日で、すぐに旅行手続開始。でもチケットが取れない。帰国便が取れない。それに気持ち的には、今、どこにも行きたくないのよね。そして、なにもしたくない。まずいなー、と思うくらいに意気消沈しているように、他人から見ても露わなようで、困っているのだにゃ。もともと、きゃぴきゃぴしていないのだから、どうってことないはずなのだけど、心配されると申し訳なくなるしなあ。

というわけで、急に出張に行くことになりました。某先生の最終講義に間に合うよう、帰国するつもり。


18-02-2013 / Monday

_ パートの職場を変えた。週末をどうしても休みにしたかったからなのと、50円でよいので時給が高いところに行きたかったからである。少し前から派遣会社に登録したり、オンラインでいろいろ情報を探したりして、結局見つかったのは你好仕事での検索。やっぱり你好仕事なんだよなあ。すぐに応募して紹介状をもらって面接へ。なんだか手慣れたものになっている。で、いろいろあって採用してもらえた。今回は初めて工場のラインに立つ。ずっと立ち仕事というのは別にかまわないのだけど、ずっとラインに集中するという仕事で、寝てしまわないかと少しだけ不安。実際、寝てしまって、解雇された人の後釜なのである。でも2ヶ月経ったら時給が上がるというし、がんばろう。

夕べは、子どもの髪を切った。耳を半分出して、後ろは少しだけ段差をつけたショートカットの子どもは、3歳のときのわたしとそっくりで、思わず笑ってしまった。「おかーさんにそっくりやで!」というと、子どもは「ママがそっくり!」という。噛み合っているようないないような会話で寒い夜を吹き飛ばした。

今朝、子どもは、おちびさん@安野モヨコみたいな、顔の大きさと同じくらいのぼんぼりを付けた毛糸の帽子を被って、元気よく、傘を差して、カッパを着て、長靴をぽくぽくと鳴らして保育園へ行った。「雪が降って、ロバさんは食べ物がないでしょう…」といいながら、雨水の朝の道を歩いた。


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