_ 地震、怖かったー。
_ オースティンと私の共通点:文字が横に広がることを苦にしていること。
私の文字は、日本語で書いていても判読不可能なことが多いらしいので、もっと豆文字の練習に励まねばなるまい(違)。細書きのペンじゃないとだめかも。私は太書きペンが好きなので、まずはそのあたりから改善する必要があるのじゃろう。と、一冊、おもしろい本を読むと、あれこれと触発されて、いろんなことを考えていくものである。
_ 郵便という文化は今や、少なくとも日本においては限りなく後退気味であることは間違いない。私個人は、記念切手買うのが好きだし、結構、手紙書くの好きなのですが。ジェイン・オースティンの時代には、下記の前掲書によれば、受取人が手紙の枚数分に応じて郵便代を支払ったという。しかし手紙の運搬代はなにか国王の援助などがあったのだろうか?そのあたり、不明。
文面の書き方にも細心の注意が払われた模様。つまり、無意味な余白をできるだけ作らないこと、である。行間然り、文字スペース然り。さらには、今書いたレターパッドを90°(あるいは270°)回転させて、そこにさらに行を走らせるということもしたらしい。確かに、BBCの『高慢と偏見』の中で、送られる手紙は封筒に入れられるのではなく、三つ折りくらいにされた書面の一番最後のページを封蝋で閉じて、そこに宛先が書かれていた。ミスター・ダーシーがエリザベスに宛てた手紙の文字の豆さ加減を思い出す。あのような年収1万ポンドの御仁でも、手紙の文字は小さく書くものだったのだろうか。
定額の切手を払って郵便を出すようになったのは、ヴィクトリア時代のこと。森薫の『エマ』では、切手の手紙を受け取っているのであった。うじゃうじゃとしてい
る間に、手紙、読了。楽しかった。
_ 検索をしていて、思いがけないことを発見し、問い合わせてみたら、まったくそのとおりで、へえーと驚いた。しかしまあ、今の世の中は、なんでもすぐにいながらにしてわかるんだなあー。人生もそろそろ半ばに到達しようとしている(昨今の平均寿命的には、まだまだ半分どころかうんざりするくらい先行きがありそうだが)。なんか別の、ぜんぜんちゃうことに着手してみたい気持ちが沸き起こってきている。わりと気楽に。なんだかんだいって、とりあえず目標にしていた学位だって手に入れたんだから、もうなんの気兼ねもなく、自由に、私の好きなことをやるんだい!と、この数ヶ月間の科研関連のもろもろで忙殺されたこと、泣かされたことを振り返りつつ、改めて、ポジティブに次の世界へ飛び出して行こう的気分になる。実際には、不安なんですけどね。来年はまったくのみなしごハッチになるわけだから、今のうちせいぜい、希望に燃えておこう。来年からはじっと手の平をみる毎日になる。非公式には非常勤の継続が打診されているので、これが終わったら、巣箱から飛び出す鳩になる。
_ ところで『ジェイン・オースティンの手紙』です。これはほんとにおもしろい!小説の数倍おもしろい。日々のどうでもよいことがごたごたと書かれていて、一見、雑駁な印象をうけるのだけども、細やかな気持ちの動きをそれとなく覆い隠してしまうような繊細さももちろん伺える。しかし、それ以上に溢れるユーモアが愉快、饒舌、くだらない洒落が好きな人だったんだなあ。友だちになりたい作家ナンバー・ワンだ。なんてことを考えながら読み進めている。久しぶりに、読み終えるのがおしくなる本に出会った気分。お料理もおいしそう。洋服のことと、身近な人たちのゴシップのことしか書かれていないといって過言ではないのだが、そういうのが後生の人たちにはおもしろいのだ。羊を食べている回数が多いこと、魚がロブスター以外ほとんど出てこないことに注目しています。ロブスターは保養先のバースで食べていた。あと絹の靴下です!どんなのかぜひとも見てみたいし、手触りを確かめてみたいと思った。
_ 本読んだり、音楽聴いたり。残暑が厳しいのをやり過ごす。音楽は、実は夏前からずっと、空気公団のCDが入ったまま。こんなこともめずらしい。ステレオでは聴けないDVD入り? Pet Sounds /the beach boys をときどきパソコンで聴くけど、これも5月以来聴いていないような気がする。昨日、生協でエレコムさんの「木のスピーカーシリーズ」を見て以来、音楽を聴くという行為が再燃焼し始めている予兆。これ、なんとなくいいんですよね。
とかいいつつ、やっぱり今日も空気公団なんだけど。
_ 岩波文庫の『ジェイン・オースティンの手紙』を読書中。とてもおもしろい!翻訳がとても素晴らしいからというのもあるだろうけど、彼女の小説を読んでいるよりも面白いんじゃないかとさえ思うくらいだ。旅行、手紙、日々の出来事、舞踏会、病気、お料理、家族のあれこれ、近所の人のあれこれ。当時の手紙は、今のメールに相当するのだろう。姉に宛てた手紙の頻度に驚かされる。ジェーンの没後、姉のキャサンドラが「検閲」をしたものだけが現存するらしいが、検閲をくぐり抜けたものでさえ、これほどに面白いのだから、くぐり抜けられなかったものやいかにと想像が刺激される。
メールは手紙の比ではないくらいに、簡単にたくさんのことを書き残すことができるけど、自分と相手との間にだけ存在するようなもので、なかなか第三者の目には触れられない。書簡文学というジャンルがあるのかもしれないけど、これからはどんな形でそれが残されていくのだろうかと考えたりした。
_ 今年はめずらしく、久しぶりに朝顔の種を蒔いた。景気よく芽が出て蔓が伸び、すくすくと育った朝顔は、私の留守の間にもどんどんと花を咲かせていたらしい。モーニング・グローリーだ。ところでなぜ朝顔を育てることにしたのかというと、花を愛でるというのが実は二番手の理由で、最大の目的は種を採るということにあった。オシロイバナやホウセンカの種を採るのもとても楽しい。ヒマワリやコスモスももちろんのことだ。しかし、朝顔の種というのは、基本中の基本、これぞ採集狩猟のような気がなぜかしていて、それが楽しみで蒔いたのであった。ところが、私が植えた朝顔の株からは、どんどんと花が咲くのに、なぜか結実したものがぜんぜんないのである。種なし朝顔なのだろうか?花が咲いたあとは、そのまま枯れてしまっている。最初に花が咲いてから2ヶ月近くになる。種の収穫がぜんぜんできないなんて、なんだか寂しすぎる。実りの秋が来たのに、収穫祭ができないじゃないか…と、ちょっと落ち込んでいるのでありました。
_ 明け方、肌寒い。長袖を着ていこうかなあとか思ったけど、日中は残暑が厳しいとのことだったので、半袖BDシャツ。しかし、電車の中ではすでに秋の装いの女子のみなさんである。ダークオリーブなトレンチコートの人もいたし、ベロアのフレアスカートの人もいた。夏真っ盛りな薄い色系の服装をした人も少なく、みなさん長袖の薄物を羽織っている模様。秋って一番おしゃれしやすい季節だから、みなさん実際の気温など気にしてられないのである。私も女子らしい装いを心がけてみたいけど、やっぱり昼間はまだ暑いです。
_ 今日からまた別の作業突入。こつこつ、いこう。
_ ピンタックとか、プリーツとか、コール天とか、そういう扱いづらい素材とかデザインって、それゆえになのか、素敵に見えるんだなあ。タンスの整理をしていてつくづく思う。そして、(実はあんまり似合わないのだよね)ともひっそり思う。
_ 虫の声。
_ OSのアップデートをしないといけないんだろうなと思って、今朝からずっとしていたんだけど、悉く失敗。あれー、パソコンがおかしくなったのかなあと思い、デフラグまでしちゃったよ。で、いよいよまずはもう一回OSを入れ替えしてみようかなどと血迷い始めた矢先、ITさんから連絡が来て、「絶対にアップデートしちゃだめです」とのこと。胸をなで下ろしたと同時に、よいITさんがいて、助かったなー、と思った。
_ ミネット・ウォルターズの新刊は、ちょっと唸ってしまう。一歩間違えたら、ストーカーという心意気の主人公。でも、本気になって何かについて、あるいは誰かについて調べようと思ったら、なんでもできるんだなあ、雨滴のごとく、なにごともひたすらに続けることが大事なのかも知れない。インターネットを駆使するとかだけではない。人海戦術、である。そういう意味では、私の学業なども似たような性質がある。いや、研究ってそういうものなのかもしれないしね。一筋縄ではいかない人びとが多いなあと思ったけど、理想主義は自分の弱点なんだなと思うこの頃、もっと現実を直視していかないといけないなと思った次第。
_ 2.1÷0.7=?
という算数の問題について、ただ答えを出すのではなく、解き方に関して、小数の認識のしかたについても、小学5年生たちがものすごく論理的に考えている様子を、NHKで観る。すごいなー。もう数学ときたら、全然だめだったので感動してしまった。論理的に考えるという習慣を、子ども時代から養う必要があるんだなということを痛感する。私はほとんど直感で生きてきたので、今、とっても苦労している。論理だけじゃだめだと思うけど、直感だけで生きているよりかはましだろうなー。
_ 二百十日。
『二十四の瞳』を思い出す。
_ というわけで、発作的におうどんが食べたくなった。むろん、おいしいのに限る。きつねうどんがやっぱりすき。あとはあんかけうどんも好き。おろししょうががぴりっときいているのが食べたいなあ。
朝、起きたらなんともう10時前だった。まったく頭はぼけており、慌てて、シャワーを被った。今、朝ご飯を食べるとお昼が食べられないし、かといってなんにも食べないのは主義に反すると思い、イチジクのヨーグルトかけとミルクティー。のんびり支度をして、ちょうど時分時に学校近くのカフェ。ひじょうに上品な量しかなかったので、食べながらおなかがどんどんすいていく。というわけで、ご飯を食べたあとにも関わらず、おなかが減っている私です。なんか食べたいなあ。
_ 雪見 [ああ、そうだ! メールばかりのやりとりになると、当然それが後世 発表されにくくなりますよね。 鋭いです! 後世、自分..]
_ ね [手紙とメールの最大の違いは、引用文があるかどうかみたいですねえ。 オースティンによれば、前にもらった手紙について話す..]