最新 追記
2002|05|09|10|11|
2003|02|03|04|05|06|08|09|10|11|12|
2004|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2005|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2006|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2007|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2008|01|02|03|06|07|10|11|12|
2009|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2010|01|02|03|04|05|06|07|08|10|11|12|
2011|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2012|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2013|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2014|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2015|01|02|03|04|05|06|07|09|10|11|12|
2016|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2017|01|02|03|05|06|07|08|09|10|11|12|
2018|01|05|
2019|01|03|04|
2020|01|06|07|11|
2021|01|12|
2022|01|08|

  1. n (02-21)
lost luggages ねぶくろ 書簡
--sleeping bag・g-ism/ist--

12-02-2006 / Sunday [長年日記]

_ 偶像崇拝はわが宗教では御法度なのだ、という言い回しはよく聞かされた。わたしには、華人の家でよく見られるような祭壇や、仏陀をはじめ、さまざまなカミの肖像画?のポスターを貼ったりしないのかと聞くこともあった。しかし、偶像崇拝を認める宗教に対して、ひじょうに寛容な理解を示しているという印象を受けるくらいに、他の宗教の悪口などは聞かなかったように思う。自分の宗教を押しつけるようなことも、もちろん一切なかった。

興味深かったのは、宗教的な指導者の写真を御守りにして、これを巡礼の旅に持っていく人が多かったことだ。ふたつの掟破りがここにある。ひとつには、宗教的な指導者は偉大なる神でもなく、預言者でもない。なので、この人物を頼りにするということ自体が、まず本来は許されないことである。もうひとつは、写真を御守りにするというのは信仰を偶像化してしまうことである。神への祈りによってこそ、本来は自分の身を守ることができるはずなのである。苦笑いをしながら、このような説明をしてくれる人もいたが、御守りを破棄せよなどということはなかった。

ムハンマドの風刺画をめぐり、多くの信徒が暴力行為によって、かれらの感じた宗教への冒涜に対する不満を表出させている。しかし、日常的宗教実践の場面では、神と自分との距離の取り方は、ひじょうに多様である。ムハンマドの肖像画を描いたりすることは確かに憚られるかもしれないが、預言者のことばを民にわかりやすく説明し、人びとの生活と宗教実践をスムーズに結びつける役割を果たす指導者は、容易にアイドルになりやすい。その人のことばをとおして、宗教がはじめて理解されることもある。日々の暮らしと宗教との関係をみているからなのか、風刺画を新聞に掲載し、それをまた転載した側の軽率さに対する批判的な感想よりも、それに反発した側の行為に対して、他に方法はなかったのかと思ってしまう。暴力的な反発行動が発生しているのが、「むら」や「集落」ではないということを考えるにつけ、日々の生活を律する基盤に宗教が確かに組み込まれている人たちが、今回の出来事をどのように理解するかを、知りたいと思う。


11-02-2006 / Saturday [長年日記]

_ ど忘れした。あの映画のタイトル、なんてったっけか。アメリカの田舎からニューヨークに出てきた若い兄ちゃんの映画。ものすごくフォーキーなテーマソングの映画。と書いているうちに思い出しました。真夜中のカウボーイ、だ。なんとかっていうレンタルDVDのサービスに、加入してみようかと思ったり。映画熱がいつになく、高まっている今日この頃。

_ 「沖で待つ」(絲山秋子)。いいですね。はじめとおわりの、ちょっと吉本ばななな雰囲気があまり好きではないと思ったのだけど、ほぼ同世代だから似ているのだろうか。太っちゃんみたいな男の友だちを、わたしもたくさん持っていたような気がする。そして、いつのまにか、みんないなくなった。今、わたしの同期の男子といえば、ほぼ結婚していて、ぼちぼちテニュアも確保していて、急にもっともらしい顔つきになり始めている。そういう人に、わたしのパソコンのハードディスクを壊してくれとは、やはり頼みにくい。頼むとすれば、一人で生きていく覚悟を決めた同期の女子かなあ、などと考えながら読んだ。職もなく、連れ合いもなく、30代、40代、50代を過ごすしていくのかと思うと、冷凍人間にでもなって、西暦3000年とかにむっくり復活するほうがよいかもしれないね。そのときに地球がまだあるかどうか知らないけど、そのときに地球で主導権を握っているかもしれない生命体の前で、バナナを投げられたりするのもよいかもしれない。そのころには、わたしの知っている植物ももうないかもしれないけど、冷凍人間の実験があったら、応募したいにゃ。

_ ちくま文庫の「トーベ・ヤンソン短編集」(冨原眞弓)。ものすごくよい短編集。短編小説でしか成立しないような、不条理と紙一重の、読者を強引に納得させる設定がうまい。説明が一切ないのだけど、流れの中から強引に切り取られた短編の世界に、飛び乗ってしまわないといけないような勢いがある。速いのではない。どこかへまっしぐらに、低姿勢で突き進む勢いに逆らえないのである。確かな世界がそこには構築されている。先日、読了した「貴婦人Aの蘇生」にどことなく通じる、足下のぐらぐら感が、とても気に入った。読みながら不安を覚える小説にもかかわらず、作者の意図は揺るぎなく、読者を目的地に運ぶ、という感。


10-02-2006 / Friday [長年日記]

_ 松任谷由実が、「ガールフレンズ」という歌を歌っていたけど、女だけで繰り出せば、やっぱり街は楽しかった。友だち3人で、チョコレートを買いに行った。ほぼ女子しかいない催事場で、あちこちでチョコを試食。わたしは小樽のルタオのチョコと、レオニダスかヴィタメールか迷って、結局、無難にヴィタメールを買った。本命には菓子職人の抹茶チョコよ…などと、嘘とか適当に混ぜながら、みんなであれこれ話して、おいしい中華を食べて、ソワレでゼリーを食べて帰ってきた。今日で抱えていた書類が全部片づいたので、ほっとしたというのもある。青いランプの下で、気持ちよく、笑い合った。

_ よく眠れなかった。悪かったところは悔い改めて、それを表明してもよいし、表明しなくてもよいし、とにかくさっさと気分を切り替えて、前を向いて歩く方がよいのでしょうね。忘れる、という能力の偉大さ。


09-02-2006 / Thursday [長年日記]

なんというのか、インターネット上で、自分の悪口を見ると、やっぱりげんなりしますな。書いている人の底が知れる内容と書き方だとはいえ、もうどうでもええわー、という気分になる。

08-02-2006 / Wednesday [長年日記]

_ 4月からフリーター(ということばに年齢制限はないよね。。)ということで、就職が決まったばかりの友だちと話していたら、非常勤があるのにフリーターだなんていうのは、世間の惨状を知らない、いかにも贅沢な凸凹大のやつだという感じで、感じ悪いといわれる。


最新 追記
2002|05|09|10|11|
2003|02|03|04|05|06|08|09|10|11|12|
2004|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2005|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2006|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2007|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2008|01|02|03|06|07|10|11|12|
2009|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2010|01|02|03|04|05|06|07|08|10|11|12|
2011|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2012|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2013|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2014|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2015|01|02|03|04|05|06|07|09|10|11|12|
2016|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2017|01|02|03|05|06|07|08|09|10|11|12|
2018|01|05|
2019|01|03|04|
2020|01|06|07|11|
2021|01|12|
2022|01|08|